協力体制の改善を
▽…本年度のイリオモテヤマネコ保護増殖検討会が開かれ、担当者が各事業実績を報告。長年の課題であるヤマネコの交通事故防止対策では、傍聴席から県道の草刈りやアンダーパスの新設を求める声が上がった。草刈りは各公民館の町要請でも常々、項目に盛り込まれるが、亜熱帯地方の草木の成長に追いつかないのが現状だ。地元、行政が両輪となった協力体制の改善は叫ばれて久しい。...
View Articleゲートキーパー拡大で講座
悩みを抱える人に気付き、声かけや話を聞くなど適切な支援を行う「ゲートキーパー」を拡大しようと石垣市主催の市民向け養成講座が18日午前、石垣市健康福祉センター視聴覚室で開かれ、琉球大学大学院医学研究科助教授の甲田宗良氏が「命の門番」が担う役割を紹介した。約50人が参加した。...
View Article新庁舎建設に39億円計上
石垣市は、旧石垣空港跡地で計画する新庁舎建設の事業費として、2018年度一般会計予算案に39億852万円を計上している。財源は緊急防災・減災事業債で24億8770万円、一般単独事業債で9億9860万円、庁舎建設基金積立金からの繰り入れで4億2200万円。新庁舎建設推進室によると、予算案が可決されれば新年度の早い時期に入札を行い、2020年度夏ごろの開庁を目指す。...
View Article反転攻勢の予兆?
▽…石垣市議会総務財政委員会は19日、西海区水産研究所購入費と新庁舎建設費を予備費に組み込んだ修正案を賛成多数で可決した。市長選後、与野党の勢力は11対11と拮抗(きっこう)。与党は議長を出しているため採決では少数となる。修正案可決は、市長選で敗れた野党側の反転攻勢を予兆するかのよう。...
View Article22日から一般質問
開会中の3月定例石垣市議会(知念辰憲議長)は22日から一般質問の日程に入る。20人が質問通告を出した。日程は次の通り。質問開始時間はいずれも午前10時から。 【22日・木曜日】 ①長浜信夫 ▽男女混合名簿の導入▽川平景観地区の変更▽識名トンネル問題▽施政方針(国内観光客の取り込み、食肉センターでのハサップ認定)▽自衛隊配備計画(反対住民との話し合い)。 ②仲嶺忠師...
View Articleハード、ソフト面の対応がカギ
▽…クルーズ船の新たな玄関口となる専用岸壁が、早ければ来月下旬に一部供用開始する。20万㌧級クルーズ船に対応した新岸壁は、先行して7万㌧級が接岸可能な長さ295㍍、水深9㍍が供用される。今後は段階的な拡張を経て全岸壁の供用となるが、ターミナルビル建設や外国人観光客の受け入れなど、ハードとソフト両面での対応がカギ。業界は取り組みを注視している。...
View Article八重山のハーブが切手に
日本郵便株式会社沖縄支社(本間裕二支社長)は、八重山地域に生息するハーブをモチーフにしたオリジナルイラスト切手1000部の限定販売を9日から、県内の31局で始めている。『南の島のハーブ』(南山舎刊)の著者・嵩西洋子さん(63)がイラストを提供した。 ピパーチやゲットウ、ローゼルなど、八重山のハーブの美しいイラストを使った62円切手5枚、82円切手5枚が1シート、1300円。...
View Article赤土流出防止へ試験散布
石垣市とデンカ㈱=東京都中央区=など民間企業4社が協業して開発した土壌流出防止に有用な水系資材「ファームコート」の試験散布が20日、石垣市新川の松川秀誠さんの畑で行われた。 同資材はデンカ㈱が長年蓄積してきた土木用土壌流出防止技術をベースに、同社が開発した農作物の生育促進に効果のある液状腐植酸(植物活性剤)の技術を応用したもの。深刻化している農地からの土壌流出対策に焦点を当てて開発された。...
View Article子どもら元気に海びらき
▽…ことしの海びらき、開幕時はあいにくの曇り。海へ駆け込む子どもたちを正面から撮影するため、先回りして冷たい海に腹までつかり、耐えながらカメラを構える報道陣。「こんなに冷たい海にちゃんと飛び込んでくれるのか」と思ったが、多くの子どもたちが威勢よく駆け込んでくれた。やはり子どもは風の子。大人は仕事でなければなかなかできない。...
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