日本郵便株式会社沖縄支社(本間裕二支社長)は、八重山地域に生息するハーブをモチーフにしたオリジナルイラスト切手1000部の限定販売を9日から、県内の31局で始めている。『南の島のハーブ』(南山舎刊)の著者・嵩西洋子さん(63)がイラストを提供した。
ピパーチやゲットウ、ローゼルなど、八重山のハーブの美しいイラストを使った62円切手5枚、82円切手5枚が1シート、1300円。
八重山のハーブの活用方法などを紹介した嵩西さんの著書『南の島のハーブ』の刊行に合わせて発売した。
同切手の贈呈式が20日午後、石垣市役所庁議室で行われ、本間支社長らが石垣市や竹富町、嵩西さんに贈呈した。
嵩西さんは「私の描いたハーブの絵が切手になりとてもうれしい。ハーブという大地の恵みが、南の島からみんなの幸せや希望を運ぶキューピッドになってほしい」と喜んだ。