だれに託した?
▽…8日未明にまたがった石垣市議選の開票作業では、「あつし」と読める投票用紙が60数枚あったという。届け出の呼称(通称)名が「内野あつし」の内野篤氏と「シイウエザト厚司」の後上里厚司氏に、得票数に応じて配分されたが、両氏とも当選ラインに得票数を乗せることはできなかった。内野氏は次点に泣いた。あん分票はどちらに託されたものだったのか。投じた人にしか分からない。...
View Article議員は存在感示せ
■公約や政策、着実に実現を 3市町議会議員選挙の開票が7、8日に相次いで行われ、住民に代わる監視機関として行政のありようをチェックし、さらに住民の声を行政に反映させる役割を担う新しい顔ぶれが決まった。3市町ともやはり現職が強みを発揮し多数を占めたが、その中で「26歳の挑戦」を掲げた若者や女性らも初当選を決め、マンネリ化し閉塞(へいそく)感漂う議会に新風が期待される。...
View Article伊波南哲の資料128点を寄贈 次女の滝沢さんが市立図書館に
石垣島出身の詩人・作家の伊波南哲(1902~76年)の次女、滝沢恵子さん(74)=東京都練馬区=ら4人が8日午前、石垣市立図書館(吉見武浩館長)を訪れ、南哲が残した日記や著作、写真などの資料128点を寄贈した。...
View Article多彩なステージで魅了 2年に1度の尚志会藝能祭
【那覇】沖縄本島在住の卒業生で組織する八重山高等学校沖縄尚志会(山田勉会長)の第14回尚志会藝能祭が7日夜、那覇市民会館大ホールで開かれた。2年に1度の恒例行事。今回は新石垣空港開港を記念して「図南の翼 飛躍やいま」がテーマ。八重山の各郷友会をはじめ、音楽界で活躍する若手アーティストや母校の郷土芸能部らが出演し、来場した人たちが多彩な舞台を楽しんだ。...
View Article56年ぶり十五夜祭り 西表古見
【西表】古見地区の十五夜祭りが8日、56年ぶりに復活した。昨年4月に復元させたばかりの「ティダ旗頭」を中心に、地域の人たちは見事の満月のもとで集落を練り歩き、長年途絶えていた祭りの復活を喜びあった。 古見の十五夜祭りでは、そのときにしか使用しない「ティダ旗頭」を掲げて行うことになっている。ところが、50年以上前の台風で「ティダ旗頭」が壊れて以来、十五夜祭りも開催されてこなかったという。...
View Article反対派、賛成派を上回る 市議会
石垣島が候補地に上がっている自衛隊配備問題をめぐり、石垣市議会の勢力は7日の選挙の結果、「賛成」と「条件付き賛成」の合計が7人、「反対」が10人となり、反対派が賛成派を上回った。 5人が賛否を明らかにしていない。さまざまな考えを持つ支持者がいることから選挙への影響を考慮し、配備計画が具体化していない段階での回答を避けており、流動的な要素を残している。...
View Article【竹富町議選】初の女性町議が誕生 竹富町議選
任期満了に伴う竹富町議選(定数12)は8日午後開票が行われ、現職6、新人6人の当選が決まった。公明公認候補で新人の三盛克美氏(48)=西表上原=が初当選を果たし、初の女性町議が誕生。町選挙管理委員会によると、三盛氏は町議選(補選除く)で過去最多得票の322票を獲得した。与党で過半数を獲得できるかが争点となった今選挙では与党5人、野党4人、中立3人が当選し、川満町政にとって追い風となった。...
View Article旗頭舞うなか綱引き 竹富
【竹富】竹富の十五夜祭(主催・竹富公民館)が8日午後、竹富小中学校運動場で行われた。会場には旗頭を飾り、恒例の綱引きは地元住民だけでなく、観光客なども加わりながら多くの人でにぎわった。 この日は、3集落それぞれの集会所で祈願を行い、会場に集合。男性たちによる力強い旗頭が披露された。綱引きは、今年も雌綱の西方が勝ち、参加者たちが例年以上の豊年となるよう期待した。...
View Article過去5年で73人 郡内自殺者
八重山圏域で自殺で亡くなった人は2013年までの過去5年間で73人に上っていることが、県のまとめで明らかになった。11年の23人をピークにその後は減少傾向にあるが、依然として自ら命を絶つ人がいることから、石垣市障がい福祉課など4カ所で行っている相談業務のほか、自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応ができる「ゲートキーパー」の養成も検討することにしている。...
View Article医師確保対策基金に20億円 9月県議会
【那覇】県は9日、庁議を開き、総額105億5439万円の2014年度一般会計補正予算や、八重山を含む離島の緊急医師確保対策基金設置条例など、17日開会の県議会9月定例会に提出する議案55件を決めた。 同条例案は、八重山や本島北部地域などで安定的な医師確保に取り組むもので20億円を計上、基金を創設する。...
View Article労災死者4年ぶり 八重山労基署
2010年11月以降、労働災害による死者ゼロが続いていた八重山基準監督署管内で8日、プレハブ建築工事現場の足場から作業員が転落して死亡する事故が発生した。 同署によると、昨年の建設業での労災死傷者(死者なし)は7人で、このうち5人が墜落・転落でけがをしている。...
View Article平喜名揚水機場が復旧
電気系統の落雷被害で8月14日から、宮良配水池と石垣ダムへの送水を停止していた平喜名揚水機場は9日までに復旧、配水池とダムがカバーする約1700㌶の土地改良農地で農業用水の供給を27日ぶりに再開した。この間、石垣ダムが枯渇状態に陥り、島内五つのダムを連携させて総合運用を図る石垣島地区国営土地改良事業の必要性があらためて浮き彫りになった。...
View Article禁物
▽…12日まで展開されている「救急の日及び救急医療週間」。救急車の適正な利用を呼び掛けている市消防。重篤な患者が出るなど、救急車を必要としている人に対応できるように「皆さんの協力が必要」と強調し、病院の早めの受診や健康管理に努めることで、「搬送要請を減らすことができる」とみている。ただし、症状の安易な自己判断は禁物だ。そこはプロの目に頼ろう。...
View Article「島の言葉は島の心」 竹富
【竹富】今年で37回目となるテードゥンムニ(竹富島方言)大会が5日夜、まちなみ館でにぎやかに開催された。舞台に立った園児、竹富小中学校の児童生徒の元気いっぱいな発表には、満員の会場から盛んな拍手が送られた。 大会は、島の祭りや景観、伝統文化を守っていく上で重要な地域の言葉を継承する目的で毎年続いている。...
View Article濵盛さん(八重農)が金賞 県高校音楽コンクール
3日から3日間、うるま市民芸術劇場で開かれた第43回県高校音楽コンテスト(主催・県高校文化連盟、県高校音楽教育研究会)の打楽器独奏部門で、八重山農林高校ライフスキル科2年の濵盛サンドラさん(16)が金賞に輝いた。昨年の銅賞に続く受賞。...
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