3日から3日間、うるま市民芸術劇場で開かれた第43回県高校音楽コンテスト(主催・県高校文化連盟、県高校音楽教育研究会)の打楽器独奏部門で、八重山農林高校ライフスキル科2年の濵盛サンドラさん(16)が金賞に輝いた。昨年の銅賞に続く受賞。
同部門には10人が出場し、濵盛さんはマリンバを演奏した。金賞は一定のレベルに達すると与えられ、その中の1人が11月の九州大会に派遣されるが、濵盛さんは惜しくも逃した。
引率の張本直子教諭によると、濵盛さんの演奏には審査員3人のうち1人が満点を付け、「ミスもあったが、それをカバーするような素晴らしい演奏だった」と評価された。
濵盛さんは「少しミスもあり、表現力が足りないところがあると感じたが、自分なりに良い演奏ができた」と振り返り、「来年も出場し、九州大会への派遣も勝ち取りたい」と意欲を語った。
渡久山修校長は「粘り強く頑張る姿勢が結果に結びついたと思う。マリンバ以外のことにもどんどん挑戦してほしい」と激励した。