【竹富】竹富の十五夜祭(主催・竹富公民館)が8日午後、竹富小中学校運動場で行われた。会場には旗頭を飾り、恒例の綱引きは地元住民だけでなく、観光客なども加わりながら多くの人でにぎわった。
この日は、3集落それぞれの集会所で祈願を行い、会場に集合。男性たちによる力強い旗頭が披露された。綱引きは、今年も雌綱の西方が勝ち、参加者たちが例年以上の豊年となるよう期待した。
石垣郷友会からも瀬戸守会長をはじめ、大勢の会員が参加。石垣生まれの2世の参加者らは、綱引きに励みながら島の文化に触れていた。
仲筋集落の「福の神」と西集落の「七五三」、東集落の「宝船」、公民館の「ブナジナー」、青年会の棒が次々と披露された。
その後、参加者は各集落に戻って旗頭の下で中秋の名月を待ち、観月会で郷友会との懇親を深めていた。