本年度は古文書など整理へ 喜舎場永珣資料調査会
2012年に石垣市立八重山博物館(東迎正則館長)に寄贈された喜舎場永珣氏(1885~1972年)の資料を整理し、調査する第1回調査会が9、10の2日間、同館で開かれ、調査員10人に委嘱状を交付したほか、調査方針や方法などについて話し合った。...
View Article2週間出漁できず 相次ぐ台風で打撃
10月に入り、18号、19号と相次ぐ台風の影響で海が荒れ、漁師は2週間前から出漁できない日が続いている。 八重山漁業協同組合によると、台風発生前は1日当たり5~10㌧あった水揚げが現在は5㌔ほどしかなく、満足にセリも開けない状態を余儀なくされている。 深海一本釣り漁をしている60代の漁師は「漁具など月々の支払いがあるのに収入がないので、借金するしかない」と表情がさえない。...
View Article米原海岸、指定海水浴場へ 石垣市
毎年のように死亡事故が起きている米原海岸の安全対策について、石垣市は海水浴場に指定して監視・救護体制を構築していく方針を固めた。今年8月12日、同海岸で遊泳中の観光客が死亡した事故を受け、関係課で事故防止検討会議を開催し、指定海水浴場にしていく方向性を確認。市議会で10日、大工嘉広消防長が砥板芳行氏の一般質問で報告した。...
View Article商工業のスペシャリストに
▽…八重山商工高校の生徒の活躍が目覚ましい。ロボット、スターリングテクノラリー、溶接と分野は違えど、生徒の実力は九州や全国で戦えるレベルに達している。高校最後の大会で日ごろの練習の成果を存分に発揮し、納得のいくものにしてほしい。そして、願わくは八重山の商工業を支えるスペシャリストになってほしい。...
View Article岩手石垣友好都市訪問団、北上市入り
【岩手北上市で砂川孫優記者】今年1月25日に友好都市提携を締結した岩手県北上市への返礼とスポーツイベントなどで交流を深めようと北上市・石垣市友好都市提携記念訪問団(団長・中山義隆石垣市長、50人)が11日午後、南ぬ島石垣空港を出発。東京から東北新幹線で同日午後11時すぎに北上市入りした。一行が乗った航空機は台風19号の影響で出発が3時間15分遅れた。...
View Article「子どもたちに支援を」
第28回世界食料デー沖縄大会(同実行委員会主催)の八重山大会が10日夜、石垣市健康福祉センター視聴覚室で開かれ、日本国際飢餓対策機構・ボリビア他民族国駐在スタッフの小西小百合さんが現地の様子を報告した。 「世界食料デー」は世界の食料問題を考える日として国際連合が10月16日に制定。毎年県内各地で大会が開かれ、八重山大会は今年で23回目。...
View Article7個の大会新記録を樹立 八重山地区小学校陸上
第14回八重山地区小学校陸上競技大会(地区小学校体育連盟主催)が11日、石垣市中央運動公園陸上競技場で開催され、100㍍と200㍍、走り高跳び、ソフトボール投げで7個の大会新記録と1個の大会タイ記録が誕生した。 この日は台風19号の影響で石垣島と周辺離島を結ぶ航路が全便欠航となり、出場を予定していた35校のうち竹富と小浜、大原、古見の4校が出場できなかった。...
View Article多くの利用客に影響 台風19号
台風19号が直撃した本島の那覇空港が閉鎖されたことを受け11日、南ぬ島石垣空港と与那国空港を発着する空の便は、羽田や関西など一部の本土直航便を除いて59便が欠航し、3連休を利用して来島した旅行者をはじめ利用客に影響が出た。12日も多くの路線で欠航が決まっている。また石垣港と各島々を結ぶ離島航路も全便欠航。離島ターミナルは閑散とした。12日の早朝便まで欠航が決まっており、影響は長引きそうだ。...
View Article配達少年ら37人を表彰 本社従事者感謝の集い
15日から始まる新聞週間を前に、配達従事者の労をねぎらおうと、八重山毎日新聞販売店会(栽丈夫会長)は13日午後、石垣市内のホテルで感謝の集いを開き、3年以上の従事者37人を表彰した。...
View Article「マルバネクワガタ捕らないで」 与那国
【与那国】ヨナグニマルバネクワガタの密猟を防止しようと、環境省那覇自然環境事務所は10、11の2日間、与那国町と八重山警察署と合同で町内をパトロールした。 ヨナグニマルバネクワガタは環境省のレッドリストで「ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの」を示す絶滅危惧ⅠA類とされ、種の保存法では国際希少野生動植物種に指定され、捕獲や譲り渡しが禁止されている。...
View Article名蔵湾のサンゴ調査開始 3次元地形図を初活用
県のサンゴ礁保全活動支援事業を活用した八重山ダイビング協会(安谷屋正和会長)の名蔵湾サンゴ礁調査が今月から始まっている。九州大学大学院学院比較社会文化研究院の菅浩伸教授らのグループが作成した沈水カルスト3次元地形図をもとにポイントを決めて調査を行っており、沈水カルスト地形ならではのサンゴ分布を明らかにしたい考えだ。...
View Article友好都市発展を誓う 石垣市訪問団
【岩手北上市で砂川孫優記者】北上市・石垣市友好都市記念訪問団(団長・中山義隆市長、50人)は12日夜、北上市内のホテルで開かれた石垣市訪問団歓迎式典(北上市主催)に出席した。中山市長が「今後も多様な文化、事業の展開で双方の交流を深めたい」と決意。北上市の髙橋敏彦市長は「文化交流で友好都市をさらに飛躍させたい」とさらなる相互交流の発展を誓った。...
View Article西表製糖工場、整備工事に遅れ 年明け操業開始に影響か
【西表】竹富町(川満栄長町長)が西表島で整備を進めている西表製糖施設の整備工事は、9月末までの工事進捗(しんちょく)状況に15~28%の遅れが出ている。町農林水産課(野底忠課長)によると、全国的に鉄鋼関連の加工・搬入が遅れているのが要因。年明け早々の操業開始に影響が出る恐れがあり、農家からは「刈り取り人員をいつから雇えばいいのか分からない状況になる」と不安の声が出始めている。...
View Articleばっさり
▽…宮良小学校で講話した立命館大学の隂山英男教授。就寝時間の質問では「午前2時」と答える児童も数人おり、「どうしましょう」とあぜんとする場面も。その後、「午前0時より遅く起きている子は脳みそが働いていない。あなたたちに明るい未来はございません」とばっさり。児童は笑っていたが、笑い事では済まされない。規則正しい生活を送るためにも早めの就寝が大切だ。...
View Article新聞が果たす役割とは
■朝日新聞の「誤報」から学べ 今年、新聞業界は朝日新聞が報じた過去の慰安婦の強制連行証言と、東京電力福島第1原発事故をめぐる吉田昌郎元所長の聞き取り調書(吉田調書)の二つの「誤報」で揺れた。これに対する朝日新聞側の訂正、謝罪の遅れもあり、批判が広がった。...
View Article真喜良、ミクロパト初代王者 自転車甲子園の石垣中も表彰
八重山地区安全なまちづくり推進協議会(会長・中山義隆石垣市長)が9月1日から10月10日まで行った「第1回ミクロパトロール大会」と八重山署が3年前から実施している「自転車総合対策コンテスト(八重山地区高校・中学校対抗自転車甲子園)」の表彰式が14日の2014年全国地域安全運動八重山郡民大会で行われた。...
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