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友好都市発展を誓う 石垣市訪問団

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石垣市訪問団歓迎式典で両市の市旗を交換する中山市長(中央左)と髙橋市長(同右)=12日夜、ホテルシティプラザ北上

 【岩手北上市で砂川孫優記者】北上市・石垣市友好都市記念訪問団(団長・中山義隆市長、50人)は12日夜、北上市内のホテルで開かれた石垣市訪問団歓迎式典(北上市主催)に出席した。中山市長が「今後も多様な文化、事業の展開で双方の交流を深めたい」と決意。北上市の髙橋敏彦市長は「文化交流で友好都市をさらに飛躍させたい」とさらなる相互交流の発展を誓った。

 石垣市で今年1月25日に行われた友好都市締結式には北上市側から訪問団が来島しており、今回は石垣市から返礼に訪れた。

 式典には両市の関係者約90人が出席。北上市に保管されている「友好都市提携書」を朗読し、両市長が市旗を交換、互いに記念品を贈呈した。石垣市青年団協議会(宮良美香会長)が八重山舞踊「赤馬節」と「高那節」を披露して式典に花を添えた。

 北上市議会の髙橋初男議長は「友好都市の提携で新たな気持ちで交流を深めたい。両市による文化・教育・産業の交流で実のある友好を深めたい」、石垣市議会の知念辰憲議長も「民間を中心に20年の交流が続いており、良きパートナーとしての友好都市。農業やスポーツ交流で子どもたちが交流できるよう願う」と期待を寄せた。

 今後の具体的な交流について中山市長は「北上市のみちのく祭りで市の物産を販売するほか、八重山高校と北上市の高校生が交流を予定している」と話し、髙橋市長は「北上市は観光や物産がもう一歩なので石垣市の観光産業を参考にしたい。11月には石垣島まつりに参加するので北上市の文化と物産を届けたい」と述べた。


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