ナミハタの帰巣性を確認 西海区水産研究所など
ハタ科のナミハタ(サッコーミーバイ)は、5月の産卵期になると、普段生息する海域から産卵場に移動して産卵を終えた後、また元の場所に戻っていく—。小浜島と西表島の間にあるヨナラ水道で産卵海域の保護効果を検証している西海区水産研究所亜熱帯研究センターと長崎大学環東シナ海環境資源研究センターが、超音波による発信器調査でナミハタに帰巣性があることを突き止めた。...
View Article明石小体育館新年度建て替えへ 「暗い、雨漏り」解消へ
明石小学校(比嘉政宏校長)の体育館は2014年度内に建て替えられる予定だ。老朽化が著しく、耐力度調査でも危険と判断されたため。石垣市教育委員会は8月ごろまでには着工し、14年度内の完成、供用開始を目指している。...
View Article体育館の落成祝う 上原小
【西表】竹富町立上原小学校(宮良信浩校長、児童45人)の体育館落成式典および祝賀会(同体育館内部施設充実事業期成会主催)が21日午後、同校体育館で開かれた。新体育館は採光のため、ミンサー柄のガラスブロックを配置。2階ギャラリー部分は舞台の上を通り一周できる設計となっている。式典・祝賀会には児童や父母、学校関係者をはじめ大勢の地域住民が参加して体育館の完成を祝った。...
View Article注目集まる巨大サンゴ
▽…名蔵湾のコモンシコロサンゴの巨大さが八重山ダイビング協会の計測で分かった。周囲70㍍、高さ12㍍。この大きさになるまで、どれくらいの年月がかかったのだろうか。名蔵湾は干潟、潮干狩りの場所というイメージが強いが、沖合の湾内には多様なサンゴ群集が生息する。...
View Articleペットボトルにサンゴ着生 吉原海岸で浅見さん発見
サンゴがふたを覆うように付着したペットボトルが石垣市吉原海岸の通称山原(ヤマバレー)に漂着しているのがこのほど、見つかった。 山原自治会長の浅見市朗さんが年に1~2回行っている自治会主催の海岸清掃で見つけた。浅見さんは「とても珍しいと思い、取っておいた。自然の力強さを感じる」と話した。...
View Articleヤマネコの事故防止対策 環境省
【西表】環境省那覇自然環境事務所は22日午後、2013年度イリオモテヤマネコ保護増殖検討会(座長、土肥昭夫・元長崎大学環境科学部教授)を竹富町離島振興総合センターで開き、事故防止に向け、モデル地区設置を検討することを確認した。事故が多発している事態を受け、ヤマネコが道路に出るのを防ぐフェンスの設置やパトロールの実施など対策を講じたい考えだ。...
View Article「互いに家事分担を」
石垣市助成団体ネットワーク会議(辻野ヒロ子会長、20団体)は22日午後、男女共同参画社会の実現について話し合う「ばがー島を語ろう会」を市商工会館で開催した。 若い世代とのネットワークを構築しようと、今回初めて石垣市青年団協議会(宮良美香会長、7団体)と共催。会には男性を含む40人余が出席し、7グループに分かれて意見を出し合った。...
View Article県出先機関の大半に遅れ 敷地内禁煙
県は2006年度から「県禁煙施設認定推進制度」で各市町村の公共施設や飲食店などで受動喫煙防止と施設の禁煙化拡大を図るため、施設認定を進めているが、八重山管内のほとんどの出先機関で対策がなされていないことが21日までに分かった。県健康増進課健康づくり班は「各出先機関へ説明と周知徹底がされていない」と話している。...
View ArticleCT導入で急患半減 与那国町立診療所
与那国町立診療所に昨年5月、CT(コンピューター断層撮影)装置が導入されて以降、CT検査で的確な診断ができるようになり、海上保安庁などのヘリコプターで患者を島外の病院に救急搬送するケースが半減していることが分かった。患者や家族にとって、島外で検査を受けずに済み、経済的負担の軽減にもつながっている。...
View Article外周70㍍、高さ12㍍と巨大
陸域から約1・5㌔沖合の名蔵湾内に生息するコモンシコロサンゴについて、八重山ダイビング協会(園田真会長)が昨年12月に初めて計測したところ、外周70㍍、高さ12㍍、最大幅24㍍の規模であることが分かった。会員の一人がギネスワールドレコーズに「世界最大記録」として申請するほどの大きさ。サンゴに群れる小魚も22種と豊富だった。...
View Article助け合いの交流
▽…1771年の明和の大津波で多くの人々や家屋がなくなった多良間村。当時の人々は食料を求めて石垣島に渡り、約4カ月間滞在しながら故郷に食料を送った。この事実は約15年前、市の市史編集室の職員が文献を発見して明らかになり、その後詳しい調査が行われた。村役場は今回、石垣島の人々に感謝する気持ちを忘れないようにと「感謝の碑」を建立。助け合う心で生まれた交流は昔も現在も変わらない。...
View Article明和大津波での支援に感謝 多良間村が碑を建立
1771年の明和の大津波で多くの人命が奪われ、集落が全滅した多良間村に対し、食糧の提供や村民の受け入れなどの支援を行った石垣島の人々への恩を刻もうと、同村はこのほど、石垣市中央運動公園に「感謝の碑」を建立し、その除幕式が23日夕行われた。...
View Article迫力の「なまはげ」に歓声 民族芸能シンポ
【西表】伝承・育成のための民俗芸能シンポジウム「北と南の仮面芸能公演」(竹富町の文化遺産を活用した事業実行委員会主催)が23日午後、西表島の中野わいわいホールで開かれ、秋田県の伝統芸能「なまはげ」や小浜民俗芸能保存会の「ダートゥーダー」、黒島民俗芸能保存会の「アブジャーマ」などの国内各地の仮面の芸能が披露された。会場には、芸能を一目見ようと約110人の町民が詰めかけた。...
View Article生産目標は7000㌧ サトウキビ増産推進大会
【与那国】JAおきなわ与那国支店(船道哲男支店長)の「与那国町における新たな共同作業(どぅい)によるサトウキビ増産推進大会」が22日午後、構造改善センターで行われた。2015年完成予定の新製糖工場での増産を見据えて開催され、決議し掲げた新たな生産量は、現在の3400㌧の倍となる7000㌧とした。...
View Article認可保育園、2年で120人の定員増
石垣市議会(伊良皆高信議長)の3月定例会は24日、小底嗣洋、我喜屋隆次、前津究、東内原とも子の4氏が一般質問を行った。当局側は、2年間で待機児童ゼロを目指す取り組みについて、認可保育園で新たに120人の定員枠を確保し、渡航費を助成して本島や県外から保育士を確保する方針を示した。捨て猫・犬対策として、新たに飼い猫・犬の不妊手術の助成を検討していることを明らかにした。...
View Articleお粗末な公共工事も
▽…大幅増になった与那国町の2014年度予算。新製糖工場の建設や町営住宅の建て替えなど大型事業がめじろ押し。その一方で、12年度からの繰越事業だった給食センター建設は13年度に完成予定だったが、補正が行われておらず、予算不足で建設工事が仕切り直しの状態。今後も大型事業が予定されているだけに、このようなミスがないよう、行政のしっかりとした取り組みが必要。...
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