下水道接続進まず 予算執行はわずか3割
石垣市が2014年度から3年間に限定して開始した下水道接続費補助制度は、確保した予算額の3割しか活用されていないことが分かった。当初予算で計上した2150万円のうち、これまで補助したか補助する予定の額は660万円。接続率向上の対策になると期待されたが、下水道への理解が薄いのか、補助制度の周知不足なのか、市の予想に反して伸び悩んでいる。...
View Article掘り起こし
▽…石垣字会は11日の総会で、戦時中に同地区の避難地だった外山田の踏査を行うことを決めた。戦後70年の節目に、実際に避難した人たちから聞き取り調査を行うなどして現地を確認し、後世に継承していくことにしている。いわば地域での戦争の掘り起こし。こうした取り組みは、戦争を知らない世代にとって、戦争をより身近に感じる機会になるだろう。...
View Article多彩な凧、青空に舞う 新春凧揚げ大会
新春凧揚げ大会(石垣市教育委員会主催)が11日、サザンゲートブリッジを渡った南ぬ浜町で開かれ、晴天の下、ピキダーや八角などの伝統だこが色鮮やかに舞った。会場には約500人(主催者発表)の市民が訪れ、たこの出来栄えと揚がった角度を評価する競技には子どもからお年寄りまで72組が参加した。...
View Article外山田の避難地踏査へ 戦後70年で取り組み
石垣字会(池城孝会長)は11日午後、石垣公民館で定期総会を開き、戦時中、字石垣地区の避難地となっていた外山田の戦跡地踏査を15年度事業で行うことを決めた。戦後70年の節目にちなむ取り組み。役員改選では池城会長を再任した。...
View Article平得、カタバル馬を奉納 種子取祭で五穀豊穣祈る
平得公民館(崎原喬館長)の種子取祭が11日午前、大阿母御嶽前で行われ、独特の「カタバル馬」などを奉納して五穀豊穣(ほうじょう)と地域住民の繁栄、無病息災を祈願した。 この日は早朝に公民館役員や神司らが「はまかずら(クロイワザサ)」の冠をかぶり、多田浜の多田御嶽で神事を行った後、同9時半ごろから大阿母御嶽前で奉納芸能を行った。...
View Article地元優先指名が明確に
▽…石垣市が指名競争入札の業者指名基準に、地元優先指名を明記した。これまでは「地理的条件」とのみ記されていたが、これではあいまいだとして県建設業協会八重山支部が見直しを求めていた。市はこれまでもことあるごとに地元優先の姿勢を強調してきたが、今回の改正で地元業者を優先する明確な根拠ができたことになり、地元業者は大歓迎。...
View Article民意は示されるべきだ
■町民不在の政争はやめよ 与那国島への陸上自衛隊沿岸監視部隊配備の賛否を問う住民投票が、来月にもようやく実施される見通しとなった。去る8日の与那国町臨時議会で住民投票条例の不備を修正する改正案が野党の賛成多数で可決されたためだ。あらためて今週15日に臨時議会を開いて投票日程が決まるが、しかしまだ不確定要素は残っている。...
View Article平真フェアボーイズが優勝 JA共済杯
JA共済カップ第28回沖縄県ジュニアサッカー(U|11)8人制八重山地区大会(主催・JAおきなわ八重山支店、八重山サッカー協会)が11日、サッカーパークあかんまで行われ、平真フェアボーイズが大浜アカハチFCをPK戦で下して優勝した。 結果は次の通り。 【予選A】▽真喜良9−0登小 ▽真喜良1−1新川 ▽登小1−7新川 【予選B】▽ブロック=平真1−0白保...
View Article尖閣の3Dジオラマ完成 きょうから一般公開
石垣市は、尖閣諸島の3Dジオラマ(立体模型)を作製し、「尖閣諸島開拓の日」の14日午後2時半から市民開館展示ホールで公開する。式典は午後3時から市民会館中ホールで開かれる。 ジオラマは尖閣諸島の魚釣島や北小島、南小島、久場島、大正島、岩礁をそれぞれかたどった白色の模型に衛星画像などを投影するシステム。現在の島の状況、植生分布、ヤギの食害、漂着ごみの集積などを立体的に見ることができる。...
View Article黒島にも職員住宅 年度内に着工
竹富町は昨年10月に完成した波照間島の職員住宅に続き、2014年度内に黒島でも整備に着手する予定だ。町内では賃貸アパートがない島もあるため、職員住宅は出張所職員や保育士、幼稚園教諭らを配置する際に必要。町総務課では今後、職員の配置状況を勘案しながら、民間の賃貸住宅がない島に整備していく考え。...
View Article「市内に本社置く業者 」 地元優先指名を明文化
石垣市は市発注建設工事の業者指名基準に関する規定を一部改正し、「原則として市内に本社を有する業者を優先的に選定する」との文言を追加した。改正は昨年12月19日付。 これまで地元優先に関連する項目は「当該工事に対する地理的条件」とあいまいな内容となっていたが、今回の改正で地元業者の優先指名を明文化した。...
View Article日本最大級のEV船入稿 石垣港拠点に実証運航
日本最大級の電気推進式遊覧船「Vibes one(ヴァイブス ワン)」(19㌧、定員34人)がこのほど完成し、石垣港に入港した。バンダイナムコグループの㈱VIBE(本田耕一代表・東京都)が県の補助事業を活用して建造したもので、同社は3月末まで試験運航を行った後、石垣市や地元業者と連携して電気推進船の快適性を活用した新たな観光メニューの開発を手がけていく考えだ。...
View Article小学1年生も参加
▽…温暖化対策など環境問題の取り組みを発表する全国大会に八重山農林高校環境工学部と共同研究の小学生のグループが出場する。県外では小中学校が合同で発表するグループもある。小学校低学年から研究に携わることで、より長く、深く学ぶことも可能になる。今回、発表会に参加する平真小1年の大城智聖君の今後の成長が楽しみだ。...
View Article「全国の取り組み学びたい」
環境問題に積極的に取り組んでいる全国の高校生が活動を紹介し合う2月7日の第5回高校生環境活動発表会全国大会(全国高校生エコ・アクション・プロジェクト実行委員会主催)に八重山農林高校環境工学部が出場する。2年ぶり2回目。 同大会は環境を守ることの大切さを伝えていくことが目的で、全国から140校が応募。赤土対策や漂着ごみ問題に取り組んできた同校環境工学部がファイナリストの18校に選ばれた。...
View Article八重農と小学生がコラボ
2月13日から東京ビッグサイトで開かれる「低炭素杯2015」(同実行委員会主催)に八重山農林高校の環境工学部と共同研究の小学生のグループが出場する。八重農は2年連続の出場。 低炭素杯は、全国各地の学校や団体が実施している温暖化防止などの取り組みについてノウハウや情報を共有し、次世代の低炭素社会を構築しようと開かれる。...
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