新春凧揚げ大会(石垣市教育委員会主催)が11日、サザンゲートブリッジを渡った南ぬ浜町で開かれ、晴天の下、ピキダーや八角などの伝統だこが色鮮やかに舞った。会場には約500人(主催者発表)の市民が訪れ、たこの出来栄えと揚がった角度を評価する競技には子どもからお年寄りまで72組が参加した。
生まれ年を迎えた石垣中学校34期生の巨大だこや妖怪ウォッチなどアニメキャラクターのたこ、飛行機をイメージした作品や鳥の形をしたたこなども揚がった。
最後は空高く揚がったシャクシメーからお菓子が振る舞われ、子どもたちが歓声を上げた。
競技は、ピキダーや八角、アヨーの伝統凧の部、シャクシメーの部、自由凧の部で行った。
石垣朝子教育長は「石垣島はたこ揚げの盛んな地域。伝統的なたこやシャクシメーなどが古くから受け継がれてきた。その継承と発展を図るとともに、新春の大空に舞うたこに夢を乗せ、新年の楽しい一日を過ごしてほしい」とあいさつした。