豊年祭シーズン到来 島の夏彩る風物詩
今年の豊作に感謝し、来夏世の五穀豊穣(ほうじょう)と村の発展を祈願する八重山郡内の豊年祭は17日の崎枝、久部良、比川を皮切りに18日には大浜で行われ、夏の風物詩の到来を告げた。大浜公民館(當山信佳館長)は崎原御嶽前の崎原道路で行い、ファイナーレの上(うい)村と下(すむ)村に分かれて行われる長さ130㍍の大綱引きは熱気むんむん。5分21秒で上村に軍配が上がり、参加者から大歓声が上がった。...
View Articleこの人手不足はちょっと異常
▽…建災防協会沖縄支部大会で優良賞を受賞した㈱玉吉建設と南西開発㈱。漁港の水産加工施設建築工事を請け負った玉吉建設の玉吉秀庸代表取締役は「鉄骨業者が手配できず、九州から業者を呼び寄せた」と工事を振り返る。本島のイオンライカムなど大きな工事が重なったためで、「鉄骨業者は本島でも多くはないが、この人手不足はちょっと異常」と話した。...
View Article町民に節水呼び掛け 竹富町
6月下旬の少雨の影響で西表島にある五つの水源地の水位が下がったのを受け、竹富町(川満栄長町長)は15日から防災無線を使い、町民に節水を呼び掛けている。ことし初めての対応で、町水道課は、今月いっぱい協力を求めていく考えだ。 節水の呼び掛けは、海水を淡水化している波照間島と石垣島から給水を受けている竹富島を除く西表全域、黒島、新城島、鳩間島を対象に実施している。...
View Article台湾の台風被害に協力を
台風1号の被害を受けた台湾の国立台東高級商業職業学校を支援しようと、八重山台湾親善交流協会(石垣久雄会長)ら3団体は義援金を募っている。同協会が19日午後、石垣市文化協会事務所で会見し、協力を呼び掛けた。 同校は、5月26日に民俗芸能部が来島し、同交流協会主催で公演を開いた経緯がある。同協会によると、今月初旬に直撃した台風で校舎が被害を受け、現在、教室などの復旧作業が進められているという。...
View Articleイナサヒを修復 波照間
14年ぶりかやぶきふき替え 【波照間】琉球王朝時代に人頭税を納める倉庫として建てられ、現在は航海安全と豊漁、豊作を祈願する節祭(シチ)の際に用いられている「イナサヒ」の屋根の修復が14年ぶりに行われた。かやぶき屋根の老朽化に伴い、ふき替えに必要な技術を持つ島民で修復実行委員会(大嶺高安委員長)を立ち上げ、13日から6日間をかけ、同小屋のかやぶき屋根を修復した。...
View Article相乗効果が楽しみ
▽…11月5、6日の両日に開催されることが決まった石垣島まつり2016。ことしは、全国のやいまぴとぅ大会も初めて同時開催となる。郷土芸能の夕べを開催する以外に、やいまぴとぅ大会の詳細は今後だが、多くの地元出身者の顔でにぎわい有意義なものになりそう。相乗効果が楽しみだ。...
View Article石垣市も早急に創設を
■返済不要の奨学金制度 「子どもの貧困」の深刻化を受けて返済不要の「給付型奨学金」がクローズアップされている。国は来年度から卒業後の所得に応じて返済額を増減する「所得連動返還型奨学金」を導入するが、これとは別に「給付型」の導入も検討しており、全国の各自治体や大学も独自に導入を始めた。...
View Article11月5、6日に新栄公園 石垣島まつり実行委
2016年度第1回石垣島まつり実行委員会(会長・中山義隆石垣市長)が20日午後、市商工会館ホールで開かれ、ことしのまつりを11月5、6日に新栄公園を主会場として開催することを決め、今回初めて「2016全国のやいまぴとぅ大会」を同時に実施する方針も確認した。...
View Article竹富島で盛大に豊年祭
【竹富】竹富島の豊年祭が19、20日の2日間、集落内の各御嶽で執り行われた。19日は豊年のお礼と来年の豊穣(ほうじょう)を祈願する「オンプイ」。午前中に公民館役員と神司が国仲、清明、西塘の各御嶽に参拝し、祭りが始まった。...
View Article過去最高12万6738人 上半期クルーズ船
上半期(1~6月)に石垣市へ外航クルーズ船で訪れた観光客数(速報値)は、前年を4万2795人上回る過去最高の12万6738人(51%増)となり、寄港回数は12回増の51回(34.2%増)に上った。同クルーズ船の寄港需要の増加と一度に2300~3000人余の送客が可能なゴールデンプリンセス(総㌧数10万8865㌧)とコスタビクトリア(総㌧数7万5166㌧)の相次ぐ寄港が入域客を押し上げた。...
View Article輝け!最後のインターハイ
▽…3年連続でインターハイに出場する八重山高校の慶田盛克と髙嶺彩羽。2人が口をそろえるのが「いつも通りできれば」「自分の力が出せれば」。過去2回は実力を出せなかった2人。八重山は離島の離島。県外遠征には限りがある。県ではトップクラスの2人も全国ではあっさりは勝てないようで1試合1試合が「貴重な経験」という。最後のインターハイ、一つでも多く経験してほしい。...
View Article立派に小学生を指導 特別支援校で初の体験教室
八重山特別支援学校(玻名城安教校長)高等部の生徒たちが日ごろ学んでいる木工や園芸作業を小学生に教える「夏季体験教室」が21日午後、同校で行われた。生徒たちの指導力とコミュニケーション能力を養う初の取り組みで、同校の友利敏博教頭は「生徒たちに自覚が芽生え、成長を実感する機会になる。今後の生き方にプラスになる」と期待していた。...
View Article児童と高校生に“相乗効果”
▽…登野城小の強化学習会で、学習支援を行っている八重高の3年生たち。同校の上原太郎教頭によると、以前同様の取り組みを行った後のテストの結果がよかったといい、「若い人が教えることで児童もストンと落ちる部分があるようだ。その時に教えていた高校生で今、先生になっている子もいる」。今回も児童、高校生にとっていい“相乗効果”を生む学習会になることに期待。...
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