残念でも、喜び
▽…石垣市がし尿処理場に整備しているメタン発酵試験用プラントが完成間近となっている。これまで主導してきた岩下幸司農林水産部長は4月に農水省に復帰するため、「完成式は出席できない」と残念そう。それでも「手作りプラントとしては日本初の規模」と喜び、2年間ともに取り組んできた農政課の担当職員に思いを託す。...
View Article編集作業が始動 シマくとぅば継承に一役
【与那国】町教委は20日、同会議室で与那国方言辞典編集委員会の編集委員9人に対する委嘱状交付式と第1回委員会を開いた。委員らは事務局側から2015年度以降の編集計画について説明を聞き、2017年度に完成させる方針を確認した。委員長には町史編さん嘱託員の米城恵氏を選んだ。...
View Article涙と笑顔で、さよなら 小学校の卒業式がピーク
郡内小学校の卒業式シーズンが23日にピークを迎え、特別支援学校を含む16校で合わせて428人が通い慣れた学び舎を巣立った。 このうち、真喜良小学校(宮良勝也校長)の卒業式は午前9時半から同校体育館で開かれ、宮良校長が卒業生61人に卒業証書を授与し、「夢や希望、思いやりや感謝の心を持ち、中学校でも活躍してほしい」と式辞。世持勝夫PTA会長らは祝辞を述べた。...
View Article正副議長の辞職届を不許可 与那国町議会
【与那国】流会が続いていた与那国町議会(糸数健一議長)は23日午後3時、野党議員3人の開議請求で本会議を開き、糸数議長と大宜見浩利副議長の辞職届を不許可とすることを決めた。正副議長の辞職劇をめぐっては、与野党間で歩み寄りはみられず、議会が正常化する見通しは立っていない。 この日の議会では、25日までだった3月定例会の会期を、16日間延長して4月10日までとした。...
View Article「出来は上々」 カボチャが出荷ピーク
郡内のカボチャの収穫がピークを迎えており、JAおきなわ八重山地区営農新興センター磯辺パイン集荷場では連日、深緑色のカボチャが搬入され、関東の市場に出荷されている。 南瓜(カボチャ)生産部会(兼浜秀雄部会長、会員36人)によると、石垣市内の作付面積は12㌶。昨年11月1日に種まき、今年2月28日から収穫が始まった。...
View Article発見50年キャンペーン を
▽…またもイリオモテヤマネコが交通事故に遭った。4日前にも発生したばかりで注意喚起していた最中での発生に関係者は落胆の様子。また、交通事故から初めて野生復帰し、妊娠していた個体だけに今後の調査や繁殖への期待は大きかった。これから夏場にかけてはヤマネコの繁殖・子育て期でもあることから、地域住民や観光客への徹底した注意喚起が重要となりそうだ。...
View Articleマイナンバーって何?
■役所や企業の準備は大丈夫? 赤ちゃんからお年寄りまでの国民一人一人と企業に生涯変わらない個人番号が割り当てられる「社会保障と税の共通番号」のマイナンバー制度は、今年10月の通知開始まで実質あと半年、来年1月の運用開始まであと9カ月に迫った。...
View Articleオカヤドカリから有害汚染物質検出 プラスチック類誤食か
第2回県海岸漂着物対策推進地域協議会では多良間島と伊良部島のオカヤドカリから漁具などの海岸漂着プラスチックにも含有されている有害汚染物質が検出されたとの報告があり、オカヤドカリが汚染物質を含むプラスチックや発泡スチロールなどを誤食している可能性が浮き彫りとなった。 同調査は、県海岸漂着物対策事業で海岸生態系に配慮した漂着物回収方法を検討するため実施された。...
View Articleヤマネコまた事故死 今年2件目
【西表】24日午前8時3分ごろ、西表島高那の県道で交通事故死とみられるメスのイリオモテヤマネコ1頭が見つかった。輪禍は今月20日に続いて今年2件目。個体回収後の検査で妊娠していることが分かり、胎児も死んでいることが確認された。相次ぐ交通事故死を受け、環境省と竹富町では夜間パトロールなどを強化することにしている。...
View Article石垣島グリーンマーケット 宮良にオープン
障がい者が島らっきょうや島とうがらしなどの加工品の製造、販売を行う「石垣島グリーンマーケット」(神農輝子所長)が24日午前、石垣市宮良にオープンした。就労継続支援事業所A型事業所の農業生産法人㈱石垣島グリーンパーク(津嘉山航代表取締役)が運営する。神農所長は「栽培から収穫、加工まで行い収益を上げることで、利用者の給与にも反映でき、生活も豊かになる」と述べた。...
View Article小中学校で修了式 きょうから春休み
郡内の小中学校で24日、修了式が行われ、児童生徒が修了証を受け取って学校生活を締めくくり、待ちに待った春休みに入った。 このうち登野城小学校(浦崎喬校長)では、午前8時45分から体育館で修了式が行われ、浦崎校長が学級の代表に修了証を手渡したほか、家庭学習を頑張った児童に「マイフナー賞」を贈った。...
View Article海岸ごみ八重山が最多 年間1482㌧が漂着
2014年度の八重山諸島への海岸漂着物漂着量推計値は1482㌧、7752立方㍍に及び、沖縄本島や本島周辺離島、宮古諸島の県内4カ所で最も多い漂着量となっていることが分かった。24日午後、県八重山合同庁舎会議室で開かれた第2回県海岸漂着物対策推進地域協議会(八重山諸島)で、海岸漂着物モニタリング調査結果として報告された。...
View Article八重山病院 最新の機器導入 血管造影検査システム
県立八重山病院(依光たみ枝院長)は10日、血管のつまり具合や形態異常を起こした部位を含むすべての血管を3D画像で解析できる最新の「360度回転式血管造影検査システム機器」を導入。23日までに3件の検査を実施した。同機器の導入は県立病院で初。移転後も活用できる設計となっている。...
View Article「ロードキル」に注意を
▽…イリオモテヤマネコの交通事故死に続き、過去に2回の交通事故から回復し、野生復帰したカンムリワシの「崎ちゃん」が3回目の事故で死んでいるのが見つかった。どちらも国の特別天然記念物で環境省を中心に保護活動を展開している最中でもあり、関係者はショックを隠せない。野生生物の道路慣れも懸念されており、ドライバーにはロードキル防止への意識改革が必要だ。...
View Article予防接種、団体から個別に
かかり付け医制度の定着と定期予防接種事業の接種率向上に向け、石垣市は4月から定期予防接種を従来の集団接種から個別接種に全面移行することにしており、市健康福祉センター(前底正之所長)は24日夕、同センターで八重山地区医師会の会員医療機関を対象にした説明会を開いた。会員20人が参加した。...
View Article初期消火など迅速に
石垣空港ターミナル㈱(代表取締役社長・中山義隆石垣市長)は24日夜、南ぬ島石垣空港ターミナルで開港後初めての火災訓練を実施した。 ターミナル1階の北側飲食店の厨房(ちゅうぼう)から出火したとの想定で行われ、警備員が火元を確認し、ターミナルに入居するテナントで組織する自衛消防隊に連絡。同隊消火班が消火器や屋内消火栓で初期消火を行い、市消防に引き継いだ。...
View Article4月1日から再適用 石垣ー那覇路線
離島住民を対象に航空運賃を低減する県の沖縄離島住民等交通コスト負担軽減事業は4月1日から、石垣ー那覇路線で再適用される。今月29日のスカイマーク(SKY)運休に伴い、既存航空会社など3社の当日購入可能な離島割引運賃がそろって1万6850円になることから、適用されることになった。県が6350円を負担、1万500円に引き下げる。県が18日、市役所で石垣市と竹富町の担当職員に説明した。...
View Article