当たり前に生活できることが平和
▽…慰霊の日を前に、ことしも川原小学校の児童らが暁之塔を清掃し、慰霊集会を行った。あいさつで仲皿涼子校長は、平和とは何か児童らに問い掛けながら、「笑えること、眠れること、おしゃべりできること、買い物できること、当たり前に生活できることが平和」と述べ、「当たり前になり過ぎていて普段は戦争や平和についてあまり考えない」とさらに問い掛けを続けた。...
View Articleきょう慰霊の日 戦後73年
沖縄は23日、戦後73年目の「慰霊の日」を迎え、八重山郡内各地でも追悼行事が行われる。 石垣市では午後3時からバンナ公園内のマラリア犠牲者慰霊之碑で八重山戦争マラリア犠牲者追悼式、午後4時から、八重守之塔で石垣市全戦没者追悼式並びに平和祈念式が行われる。 午前11時55分からは新栄公園内の世界平和の鐘鐘楼で世界平和の鐘の会沖縄県支部主催の鐘打式がある。...
View Article福祉避難所、年度内完了
6月定例石垣市議会(知念辰憲議長)の一般質問最終日は22日、福島英光、小底嗣洋、石垣涼子、仲間均の4氏が登壇した。当局側は、福祉避難所兼ふれあい交流施設の整備について6月の着工、年度内の完了を予定していることを明らかにした。福島氏への答弁。 駐車場は、障害者専用3台を含む約20台分。災害時にエレベーターを使用できない場合の避難経路として、階段昇降機などを検討している。...
View Article凧あげ日和に期待
▽…石垣市内ホテルで23日夜、行われた石垣島凧あげ交流会・第8回全国シャクシメー大会の前夜祭。出席者は、この日の梅雨明けの報に大喜び。実行委は過去の気象の記録からこの時期の開催がベストとしている。梅雨明け直後に吹く比較的強い風、夏至南風(カーチバイ)が大いに期待できる。きょうの天気は晴れの予報。絶好の日和となりそう。...
View Article与那国町戦没者追悼式 戦没者の御霊慰める
【与那国】「与那国町戦没者追悼式」(町主催)が23日正午前から与那国小学校南東側にある「平和の塔」で行われ、正午の時報を合図に出席者が黙とうをささげた。年々遺族らの参列が少なくなる中、各団体長ら参列者が戦争犠牲者の御霊を慰めるため焼香した。 外間守吉町長が式辞で73年前を振り返り、「若い人たちに沖縄戦の教訓を語り継がなければならない」と述べた。...
View Article竹富町戦没者追悼式 鎮魂の祈りささげる
【竹富】第57回竹富町戦没者追悼式(竹富町主催)が23日午前、竹富島にある竹富町出身戦没者慰霊之塔の前で行われ、島民や竹富小中学校の児童生徒、行政関係者ら約90人が参列し、鎮魂の祈りをささげた。正午の時報にあわせ町内の各島で防災無線からサイレンが鳴り、町民らは黙とうし恒久平和を願った。...
View Article市長の言動が憶測を呼ぶ
▽…中山義隆市長は25日、市議会最終本会議で、今期で勇退を表明している大石行英氏の功績について「市議会の歴史に大きく残るもの」とその労をたたえた。一方、報道を通して勇退の意向を表明している知念辰憲氏には言及せず、周囲からは「市議選への可能性を残したかったのではないか」「議会で表明がないからではないか」などと臆測が。...
View Article石垣島凧あげ交流会 多彩な凧、青空に舞う
石垣島凧あげ交流会・第8回全国シャクシメー大会(同実行員会主催)が24日、石垣市南ぬ浜町ビーチ隣広場で開催され、島内外のたこ愛好家約90人のほか、多数の市民が参加し、梅雨明けの夏至南風(カーチバイ)に乗って舞い上がる色や大きさ、形状など、多彩なたこ揚げを楽しんだ。(後日、写真特集)...
View Article量より質と言うけれど
■「地元主導」の観光開発 1972年の本土復帰直後、石垣市や竹富町で本土企業や本土資本による各種の観光開発計画に対し、地元の若者やUターン青年らによる反対運動があった。彼らが目指したものは、本土企業による乱開発から自然景観を守るとともに、地元資本を中心にした「地元主導」の開発で地域の経済活性化を図ろうというものだった。...
View Article市内6事業所で職場体験
西表小中学校(宮城弘之校長)の中学2年生7人が26日から2日間の日程で、石垣市内の6事業所で、職場体験をしている。 このうち、新栄町のペットショップ「Coo&RIKU」石垣店では、同校の藤縄紘太さん(13)が犬や猫の毛の手入れをし、動物を扱う仕事の大変さなどを学んだ。...
View Article海保の国境警備業務学ぶ
▽…八重山ビジターズビューロー、八重山教育旅行誘致委員会、石垣海上保安部、石垣航空基地が、修学旅行受け入れに関する協定を全国で初めて締結。全国から修学旅行で訪れる生徒らへ、最西端の国境警備業務について知る機会を提供する。八重山の海で海保が担う役割を知り、生徒たちはそれぞれ何を思い、どう考えるのか。...
View Article【沖縄戦から73年〜離島の戦争】①
壮絶な地上戦が繰り広げられた沖縄戦から73年。八重山では地上戦こそ無かったものの、軍艦や戦闘機からの爆撃や爆弾の投下、マラリアなどで大勢の人々が尊い命を失った。その悲惨な戦争の体験者は高齢化し、後世に語り継ぐ機会も減っている。今回は「離島の戦争」をテーマに竹富町の離島での戦争証言を聞く。 ◇ ◇ ◇ ◇...
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