CDと工工四を完成 肺がんと闘う福里安展さん
昨年3月に肺がんと宣告された与那国島出身の福里安展(やすのぶ)さん(66)=豊見城市=が、民謡の名手と呼ばれた亡父、武市さんの遺志を継ぎ、島の子守唄や童謡を収録したCDと工工四を6年かけて完成させた。安展さんは島の方言や古謡が消えつつあることを危惧しており、「子どもたちには島の古い言葉や、その思いを大事にして歌いつなげてほしい」と思いを込める。...
View Articleまちづくり、大きな岐路に 今後は市長の判断に焦点
7日に行われた石垣市の新庁舎建設位置に関する住民投票では、有権者は大差で旧空港跡地を選択した。市民の大多数が防災面や建設コストを重視し、旧空港跡地を支持したとみられる。市役所が旧空港跡地に移転すると、港を中心としたこれまでのまちづくりは大きな転換点を迫られる。中山義隆市長がどのような決断を下すのか。市役所が移転した場合の美崎町再開発にも注目が集まっている。 ■偏り少ない位置...
View Article専門部署を設けるべきでは?
▽…「奄美・琉球」の世界自然遺産登録に向け、竹富町自然環境課が条例の改正に取り組んでいる。同町と同様に候補地となっている国頭村では世界自然遺産に関する業務を所掌するため「世界自然遺産対策室」を設置しているが、同町自然環境課職員は6人(正職員4人)だけ。町民からは「世界規模の登録にこれだけの人員で大丈夫か」「専門の部署を設けるべきではないか」などの声も。...
View Article琉球芸能の妙技を堪能
地元中高生もはつらつ演舞 琉球芸能鑑賞会と第3回夢ステージ八重山地区報告会(合同会社白保企画主催)が8日夕、白保公民館であり、200人余が琉球、八重山芸能を楽しんだ。 鑑賞会では国立劇場おきなわ芸術監督兼企画制作課長の嘉数道彦氏が、琉球芸能の歴史や演目の見方、組踊の楽しみ方などを解説。...
View Article石垣市が義援金募集 台湾南部地震
6日午前、台湾南部で発生した地震でマンションが倒壊するなど多くの死傷者が出た台南市を支援するため石垣市は10日から「台湾南部地震義援金」の募集を開始する。 募金箱は市役所1階案内カウンターと千葉ロッテマリーンズがキャンプを行っている市中央運動公園野球場に設けられた総合案内所に設置。13日と14日に同球場で開催する千葉ロッテマリーンズ対台湾ラミゴモンキーズの交流戦でも呼びかける。...
View Article親の愛情が伝わる内容
▽…八重山農林高校PTAの進路支援部会と母親部会が「新生活応援ブック」を編集し、11日から進学・就学準備期間に入る卒業生に贈った。両部会とも母親が部会長を務めており、新生活に必要なものをリストにまとめたり、手軽に料理ができるレシピを掲載したりと、親の愛情が伝わる内容。卒業生にはぜひ大切にしてもらいたい。...
View Article新生活の不安解消へ 春卒業のわが子に応援ブックを贈呈
八重山農林高校PTA(徳山純英会長)の進路支援部会(上江洲仁美部会長)と母親部会(安里正美部会長)は、4月から親元を離れて暮らす卒業生を応援しようと、”1人暮らしの知恵“をまとめた「新生活応援ブック」(A5判、12㌻)を作成、徳山会長が10日、同校を訪れ、卒業生に贈呈した。...
View Article線香づくり作業は職人技
▽…身体に障がいのある人たちが働く大浜工房では、「16日祭」に向けて需要が高まるこの時期、線香づくりが大忙しだ。ほとんどが手作業のため大量生産はできないが、その分、愛情のこもったものにしようと精を出している。障害は人によって違うため、役割を分担。指先の感覚だけで6本線香、3本線香に次々と割っていく作業はまさに職人技。...
View Article1期生の進学率51% 初めて就職率を上回る
2013年4月の学科改編時に八重山農林高校(渡久山修校長)に入学し、今年3月に卒業する第1期生84人の進学率が8日時点で51%と、初めて就職率を上回った。同校は、学科の名称変更と同時に進学を目指すAS(アグリスペシャリスト)クラスを導入した成果が数字に表れた、としている。...
View Article沖銀、八重山署跡地に移転へ 基本設計に向け調整
石垣市役所に近接する八重山署跡地2770平方㍍で、沖縄銀行が八重山支店の移転に向けた作業に入っていることが11日までに分かった。沖銀は2008年に石垣市から同地を購入して以降、着工を延期していたが、市港湾課が9日、同社に確認したところ、基本設計に向けた調整を行っているとの回答があった。市役所庁舎の旧空港跡地への建設決定で美崎町の再開発が課題となる中、金融機関の移転は明るい材料となりそうだ。...
View Articleうれしかった1日だけの婚約指輪
▽…12日、市役所で婚姻届を提出した大嶺祐太投手と琴菜さん。記者の「今まで一番印象に残っている思い出は?」との質問に、11日が誕生日だった琴菜さんは、大嶺家で祖父の武弘さんなど親族が集まって誕生日を祝ってもらった際、大嶺投手から婚約指輪をもらったこと、と話し「12日に籍を入れたので1日だけの婚約指輪だったけど、諦めていたのでうれしかった」と笑顔。...
View Article命のとりで・新八重山病院が着工
■3回目で工事契約 郡民待望の新県立八重山病院の起工式が平成30年3月の開院を目指して旧石垣空港跡地で行われた。 現八重山病院は建築後36年が経過し、施設や医療設備の老朽化が著しく、業務に支障を来していたものだが5年余にわたる関係者や「八重山の医療を守る郡民の会」らの要請活動が実を結び、このたびの着工となった。...
View Article大嶺投手が市に婚姻届
千葉ロッテマリーンズの大嶺祐太投手(27)と女優の琴菜さん(28)=宮古島市出身=が12日午後、市役所に婚姻届を提出した。 2人はおそろいのミンサーシャツで来庁。大勢の職員らが見守るなか、市民課の窓口に婚姻届を提出。担当者が書類を確認すると、中山義隆市長が2人に婚姻受理証明書を手渡した。...
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