オーストラリア東海岸のゴールドコーストで12~16日に開催されるITU世界トライアスロンシリーズグランドファイナルに、エイジ日本代表として、八重山から富崎義明(52)=石垣市新川=と川原千賀子(55)=市登野城=の2人が出場する。富崎は2009年以来2度目で、川原は念願の初選出。12日のアクアスロン(スイム、ラン)、16日のトライアスロンに出場する。
エイジ日本代表は、JTU(日本トライアスロン連合)が主催する国内エイジランキング対象大会で、各年代別の上位から国際大会への出場選手約20人が選出される。男女とも5歳刻みの年代別でランキングし、2人は石垣島トライアスロン大会2017での上位の活躍が認められた。
9年ぶりに代表となった富崎は、初選出の09年にゴールドコーストの同大会を経験している。エイジ部門の出場選手100人中50位を目標に掲げ、「ベストを尽くして臨み、大会を楽しみたい」と意欲を見せる。
川原は49歳でトライアスロンに挑戦、富崎の指導で頭角を現した。スポーツと縁がない半生を送ってきたというが、「こんな自分でもやれる」と自信をつけ、現在はマラソンにも参戦している。
念願のエイジ日本代表に「元プロや元五輪選手も出場する大会。自己ベストを目標に力走したい」と意気込んでいる。