▽…平得大俣地区への陸自配備計画に反対する住民たちが会見した。参加者の一人は、宮古島市の陸自配備計画で、当初の予定地が地下水の水源地であることに地元が反発し、予定地が変更されたことにふれ「石垣市も独自の調査をすべきだ。防衛省のデータと照らし合わす材料がないと、問題発生時に判断に迷う」と、調査の必要性を求めた。水質調査は防衛省任せだが、どうなることやら。
▽…24日から熊本県で開かれる九州吹奏楽コンクールに県代表で出場する登野城小学校器楽クラブ。顧問の富山華子教諭によると、昨年の県大会では出場校15校のうち県代表に選ばれたのは6校。ことしはそれぞれ19校、4校で、初心者が部員の約7割を占める中、九州出場権をつかみ取ったのは快挙といえよう。自分たちの納得のいく演奏を九州の舞台で響かせ、さらに上を目指してほしい。
▽…石垣島の子どもたちが本紙のスポーツ面をにぎわせている。夏休み期間中でもあり、各大会は暑さを吹き飛ばすような熱戦を展開。栄光や敗れた記事にはさまざまな物語がある。なかでも、発足半年で県大会に出場し堂々3位に輝いたサッカーチームのIFTもその一つだ。子どもたちの活躍にどんどんスポットを当てる新聞でありたい。