▽…高校生が国立天文台の最新施設で研究を体験する「美ら星研究体験隊」がスタート。現場研究者らと一緒に実際に設備を使用して観測やデータ解析を行い、新たな星を発見できる可能性も。石垣島だからこそ実現可能な貴重な場だが、募集20人に対し参加が11人、特に地元が少ないことが残念。来年はより多くの参加を期待したい。
▽…「石垣島の農業用ダムPR展」が17日まで市健康福祉センターで開かれている。島内にある五つのダムついてパネルで詳しく紹介。市の担当者によると、近年、ダムを見ようと来島するダム好きの観光客は全国各地に存在し、年齢層も多様。ことしは豪雨、水害、断水も頻発した。生活に不可欠なのに享受する恩恵に比べ、なじみが薄い水がめの存在。水と暮らしについて考え直すきっかけに。
▽…ちゅらハウスの子どもたちが施設交流会を実施した。普段、お年寄りと触れ合う機会がなく、他者を思いやる気持ち育てようと行った。釣りゲームや玉入れで子どもたちと入居・利用者の距離は縮まり、場内には笑い声が響いていた。お年寄りたちも孫を見るようなまなざしで接していたのが印象的だった。子どもたちにとっては、夏休みの思い出が一つ増えたことだろう。