長野県で7日開幕した2018年第42回全国高等学校総合文化祭(2018信州総文祭)の郷土芸能部門に、八重山高校郷土芸能部(花城美海部長、部員42人)が10日、県代表として出演し、演目「今日が日ば黄金日ば~黒島保里村の芸能~」を熱演した結果、優良賞(3位)に輝いた。
受賞に花城部長は「とてもうれしい気持ちと、あと一歩で国立劇場に行けたという悔しさがあるが、一つの目標に向かって部が一体となり、今までにない最高の演技ができた。後悔はない」と誇らしそう。
「先輩方から受け継いできた伝統を、次は後輩たちが受け継ぎ、来年の大会で国立劇場上演を勝ち取ってほしい」と希望を託した。
大会には全国から57団体が出場し、1位は岩手県花巻農業高校、2位は大分県由布高等学校だった。
齋藤裕嗣審査員は「ことしは大変レベルが高かった。民謡舞踊が多く、どれも完成度が高すぎる。民俗芸能が持ってる土着性をさらに意識してくれるとより良い」と講評した。
部員らは11日午後7時10分着の便で空路帰島する。