▽…「子どもホッ!とステーション」の子どもたち約30人に8日、焼肉金城が石垣牛を振る舞った。目を輝かせて口いっぱいにほおばる姿が印象的だった。子ども支援コーディネーターの田渕三穂さんは「本島に比べて市はコミュニティーが狭く、困窮世帯の実情が表に出てきにくいが、3年目となる子どもの貧困対策モデル事業で掘り起こしが進んでいる」と実感。今後も官民、地域一体となった支援が求められる。
▽…小型車両系建設機械特別教育講習の定員30人に対し、参加者は半分にも満たない14人。中止もありうる人数だという。講師の本原博さんは、ことし4月に実施された一般の技能講習に30人が参加したことを引き合いに出し「特別教育講習には助成金が出る。多くの学生に資格を取得してほしい」と訴えた。早めの資格取得に損はない。
▽…市街地で新劇場「ゆいロードシアター」が試験的な運用を始めている。都合上、映画館としての営業は難しいが、長い間眠っていたかつての「丸映館」を再利用し、音楽や演劇、エンターテイメントを繰り広げるステージ空間として、地元や観光客向けの娯楽を提供していく考え。街中にこんな地上の空間があったとは。島の文化にも影響を与えていくことを期待。