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大浜氏、出馬要請を受諾 県議補選

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大浜一郎氏

 11月18日の県知事選に合わせて行われる石垣市区の県議補選(欠員1)で、会社代表の大浜一郎氏(56)=石垣=が、自民党石垣市支部候補者選考委員会(東田盛正委員長、30人)の出馬要請に受諾の意向を伝えていたことが分かった。選考委は近く第5回の会議を開き、大浜氏の回答を受け、正式に擁立を決定する見通しだ。一方、今期限りで市議を勇退する意向を明らかにしている市議会議長の知念辰憲氏(63)=新川=が県議補選の出馬に強い意欲を示しているため、曲折も予想される。

 大浜氏は取材に「いろんなことを想定し、いろんな方と相談し、要請を受諾する意思を伝えた」と述べ、「市長選での保守の溝を安定したものにするために努力したい。一丁目一番地は新しい沖縄政策への積極的なコミット。特に離島地域への配慮に重点を置いた制度設計に尽力したい」と意欲を語った。

 選考委員は▽自民党の掲げる理念を尊重、活動できる▽これまでの活動・実績が選挙区民から高く評価される▽自民党県連などと連携して信頼関係を築ける▽自民党推薦の選挙区首長と連携し信頼関係を築ける▽自民党公認候補となる—人物を基準に選考を進めてきた。

 その結果、大浜、知念、市議の我喜屋隆次(41)の3氏に絞り込み、7月6日の第4回で最多推薦のあった大浜氏を軸に擁立作業を進めていくことを決定。東田盛委員長や副委員長の中山義隆市長らが大浜氏の意思を確認する作業に入り、大浜氏は同28日に受諾すると回答した。

 選考委が大浜氏の擁立を決定した場合の対応について知念氏は取材に「出馬したいという私の意思に変わりはない」と述べ、出馬を模索する考えを示した。

 知念氏は、9月の市議選で自身に近い候補者を支援し、選挙結果をみた上で県議選を出馬するかどうか最終判断を下すものとみられる。


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