ことしの豊作に感謝し、来夏世(クナツユー)の恵みを祈願する真栄里村のオンプールが27日夕、安居(アングウ)御嶽で行われ、真栄里村、大浜中学校、平真小学校真栄里三分会が3本の旗頭と大浜中学校真栄里地域生徒会がイリク太鼓を奉納した。
仲大盛進公民館長はあいさつで、豊年祭終了後に市が一括交付金を活用して同御嶽周辺を公園化することに触れ、「来年は青々とした芝生にトイレや東屋が整備されたなかで豊年祭が迎えられる。大切な伝統行事を子々孫々へ受け継ぎたい」と述べた。
中山義隆市長が祝辞を述べ、JAおきなわ八重山地区本部の山城隆則本部長が乾杯の音頭を取った。
余興では真栄里婦人会が「稲しり節」、平真小真栄里三分会が「おみこし」、大中真栄里生徒会が「ダンス」を披露。「ガーリー」と万歳三唱で締めくくった。