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青少年健全育成呼び掛け 石垣市推進委員会

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「青少年の深夜はいかい防止」「未成年者飲酒防止」県民一斉行動の夜間街頭指導の出発式=20日夜、新栄公園

 2018年度「青少年の深夜はいかい防止」「未成年者飲酒防止」県民一斉行動の一環としてボランティア夜間街頭指導(石垣市推進委員会主催)が20日夜、市内で行われ、地域の63団体約300人が新川から白保まで11地区をパトロールし、出歩いている地域の少年らを見守る機運を高めた。

 新栄公園で行われた出発式で、同委員長の中山義隆市長は「地域の子どもは地域の大人に見守られているということを伝え、未成年者の飲酒、喫煙などの非行は許さないという機運を高めていくことが必要」とあいさつ。

 八重山署(与那嶺一文署長)によると、管内の6月末時点の補導件数は、前年比121人増の856人と、年々増加傾向にある。深夜はいかいと喫煙が9割以上を占め、時間は午後10時から午前4時まで、場所は路上や公園などが多い。

 与那嶺署長(金城太副署長代読)が「少年たちの社会参加を促し、成長を支えることは県民の務め」と述べた。

 出発式の後、参加者は14班に分かれ約2時間、担当地区をパトロール。このうち、第1班9人は、美崎町内を巡回し、無灯火自転車で走行する若者に「ライトをつけてね」と声を掛けるなどした。1班の班長を務めた市街頭指導員連絡会の白玉精喜会長は「非行初期のうちにいけないことをしていると気付かせ、自覚を持ってもらうことが重大な過ちを防止することにつながる。地域で見守っていきたい」と語った。

 沖縄県は7月1日から8月31日までを同運動期間とし、青少年の健全育成のための諸活動を推進。毎月第3金曜日を「少年を守る日」とし、期間中、県内一斉パトロールを行っている。


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