第42回交通安全子供自転車沖縄県大会(県警、県交通安全協会連合会共催)は15日、県警運転免許センターで行われ、八重山地区代表の明石小学校が団体11連覇を達成した。個人でも石嶺真生(まいき)君(5年)が1位に輝いた。東京ビッグサイトで8月8日に開催される全国大会に出場する。
県大会には14地区の代表が出場。1チーム4人編成で学科、実技のテストに臨んだ。団体は、4人の合計持ち点4800点から減点する方式で競われ、明石は4675点で、2位の宮古島市立砂川小とは45点差だった。県知事賞も受けた。
明石小のメンバーは石嶺君のほか當山愛士(まなと)君(5年)、小池凛君(6年)、丸山海音(かいと)君(同)。一行は同日夜、南ぬ島石垣空港に凱旋(がいせん)、出迎えの保護者や交通安全関係者から盛大な祝福を受けた。
代表して當山君は「11連覇を達成できたのはお父さんお母さん、地域の皆さんのおかげ。県大会でできなかったことをしっかり磨き、全国大会で優勝できるようにしたい」、個人優勝の石嶺君は「初めての優勝なのでうれしい。全国では個人で4位以内に入りたい」とそれぞれ決意を新たにした。
同行した金城通彦校長は「みごとに練習の成果を発揮してくれた。気持ちをしっかりもって最後まで頑張った」、八重山地区交通安全協会の辻野ヒロ子会長も「見ていて興奮した」とたたえた。
大会は、交通安全教育の効果を高め、運転技術と交通知識を身につけさせることで交通事故防止につなげようと開催されている。
個人の得点は次の通り。
▽當山(1145点)▽石嶺(1185点)▽小池(1180点)▽丸山(1165点)。