2018年度八重山郡民体育大会(八重山郡体育協会主催)のバレーボール競技(八重山バレーボール協会主管)が15日、市総合体育館メインアリーナで開催された。女子は白保が悲願の初優勝を飾り、男子は竹富が6年ぶり4度目のV。
男子8チーム、女子5チームが出場。地域の誇りをかけ激闘を展開した。
女子は、ともに2勝で並んだ白保と宮良が優勝決定戦。応援団の声援を背にうけて気迫あふれるプレーを展開、白保がセットカウント2-0で勝利した。
仲里真子主将(28)は「第1試合目でセッターがけがをして、フォーメーションを変更するアクシデントに見舞われたが、つなぐバレーで勝利できた。打ち上げで優勝の美酒を味わいたい」と喜んだ。
男子の竹富は、平得との決勝。エースのけがで、セッターの松田幸弘(40)がアタッカーとして大車輪の活躍、最終セットをデュースに持ち込み、12年度の2連覇を達成して以来の栄冠に導いた。
松田は「相手は高さがあるので、ブロックアウト狙いでスパイクを打った。竹富はレシーブやアタックの役割分担が明確。何よりもバレーを楽しむことを心掛けた結果が、優勝につながった」と話した。
■登野城が与那国下し連覇 郡民バスケ
殊勲賞に多良間勝也(登野城)
2018年度八重山郡民体育大会(八重山郡体育協会主催)のバスケットボール競技(八重山バスケットボール協会主管)が15日、八重山商工高校体育館で開催され、決勝戦で登野城が与那国を98-63で下して2連覇を飾った。殊勲賞に多良間勝也(登野城)、敢闘賞に大久保真澄(与那国)、応援賞に宮良公民館が選ばれた。
7チームが参加し、男女混合チームも出場した。予選リーグを2戦全勝で勝ち上がった登野城は、決勝でも主導権を握り勝利した。
2連覇に多良間大力(だいち)主将(30)は、若手が走ってボールをつなぎ、大会特別ルールで得点が加点される女子と男子40歳以上の得点力を要因に挙げ、「各年代がかみ合い、優勝できてうれしい」と話した。