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山森さん最優秀賞 若い経営者の主張先島大会

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若い経営者の主張発表大会先島大会で最優秀賞を受賞した山森陽平さん=13日午前、市商工会

 第33回県商工会青年部連合会先島支部主催の「若い経営者の主張発表大会」先島大会がこのほど、宮古島市で開かれ、石垣市商工会青年部の山森陽平さん(41)が最優秀賞を受賞した。山森さんは7月14日に南城市で行われる県大会に先島支部代表として派遣される。最優秀賞に、山森さんは「ホッとしている。プレッシャーもあったが、こういう考え方もあるということを伝えることができたと思う」と笑顔。県大会に向けては、「人事を尽くして天命を待つ。目の前のことをしっかりやって全力で臨みたい」と意気込みを語った。

 山森さんは青年部の部員らの推薦を受け出場を決意。初めは断っていたが、「何でも好きに話していい」との条件に重い腰を上げた。発表は10分以内。約1週間かけ原稿を作成、時間内に終えるよう何度も練習を繰り返した。

 現在、石垣市内のホテルで支配人を務める山森さんは「青年部活動に参加して」と題し、これまでの青年部との関わりを発表。22歳で島に戻り家業を手伝い、28歳で青年部に入ったこと。その後、経営難で家業から離れ、サラリーマンとなったこと。

 経営者とサラリーマンでは、青年部活動を続けることの難しさなどを交えながら、「商工会青年部とは何か?」と自問。「かけがえのない人たちと、かけがえのない地域のために」と主張した。このほか、宮古島市伊良部商工会青年部の冨谷剛さんが発表した。

 会場では川満俊二青年部長ほか、青年部の仲間が応援に駆け付け山森さんの発表を見守った。過去に県大会で優勝し九州大会にも出場した川満青年部長は「やり残すことのないよう、伝えたいことを全力でぶつけてほしい」とアドバイスを送った。

 大会は次代を担う若手経営者の資質向上と、商工会青年部の役割とあり方について研さんするとともに、先島支部の交流を深めることを目的に開催されている。


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