7日から始まったダイビングフェスタ石垣島2018(同実行委員会主催)は9日、石垣市内ホテルでガーデンパーティーとフォトコンテストを行い、閉幕した。フォトコンには117点の応募があり、グランプリには武藤真登さん(58)=東京都=の「カメの映り込み」が選ばれた。
2回目の参加という武藤さんは「ウミガメを追いかけて泳いでいたら、水面に上がる瞬間に撮れた。周囲がすごくいい写真だと褒めてくれたので、ひょっとしたら受賞できるかもという思いはあった。受賞できてすごくうれしい」と喜んだ。
写真家の古見きゅう審査委員長は「亀の甲羅の写り込みや海の光の筋など、写真として完璧な仕上がり」と講評した。
フェスタには約180人が参加、八重山の海を満喫した。
パーティーで八重山ダイビング協会の安谷屋正和会長は「石垣はトリップアドバイザーの2018人気急上昇スポットで1位になったが、温暖化によるサンゴの白化などまだまだ心配なことはある。皆さんと力を合わせ、後世に素晴らしい海を守っていきたい」とあいさつした。
各部門の受賞者は次の通り。
▽月刊マリンダイビング賞=石田由衣
▽月刊ダイバー賞=松元克洋
▽フィンアートYurie賞=北川隆寿
▽当日部門金=鈴木陽子▽同銀=橋本洋子▽同銅=孫田みゆき
▽ビギナー部門金=磯部純江▽同銀=横尾友紀▽同銅=大谷宜久
▽マクロ部門金=タキカワナオコ▽同銀=トヨダウシオ▽同銅=和田儀子
▽マンタ部門金=酢谷剛▽同銀=武藤洋▽同銅=佐藤正治
▽自由部門金=武藤真登▽同銀=隅田晶子▽同銅=渡部和夫
▽ネイチャー賞=崔英秀
▽ゲスト賞=隅田晶子