第44回八重山古典民謡コンクール(八重山毎日新聞社主催)の公開審査が7日から、石垣市民会館中ホールで始まり、初日は最優秀賞の部に28人が臨んだ。受験者は緊張の面持ちで課題曲の「越城節」「石ぬ屏風節」「崎山節」「しょんかねー節」を歌い上げた。
同コンクールは正確な八重山古典民謡の伝承普及を図り、新進歌い手の発掘や後進を育成する場とし、八重山の音楽文化の発展向上へ寄与することが目的。
ことしは奨励普及賞に3人、新人賞に77人、優秀賞に65人、最優秀賞に67人の計212人が審査に臨む。
■委員ら審査基準や判定表などを確認
第44回八重山古典民謡コンクール(八重山毎日新聞社主催)の公開審査初日の7日午前、石垣市民会館中ホール会議室で審査委員会(金城英皓委員長、委員10人)が開かれ、審査基準や審査表、判定表などを確認した。
同日午後2時から、最優秀賞1番から28番の審査を実施。8日は同賞の29番から67番、9日は奨励普及賞の1番から3番と新人賞の1番から77番、10日は優秀賞の1番から65番の審査が行われる。審査開始は午前9時30分から。全審査終了後に合格者を発表する。
審査委員は次の通り。
▽委員長=金城英皓▽副委員長=仲大底博也、横目博二▽委員=比屋根孝子、稲福義男、黒島章、砂川葉子、長浜寛、東玉盛靖修、内原加代子