11月の県知事選に合わせて行われる県議補選石垣市区(欠員1)に向けた自民党石垣市支部(石垣亨支部長)の第3回候補者選考委員会(東田盛正委員長、31人)が25日夜、大浜信泉記念館で開かれ、前回推薦された5人から会社経営の大浜一郎(56)=石垣=と市議会議長の知念辰憲(63)=新川=、市議の我喜屋隆次(41)=大浜=の3人に絞り込んだ。事務局によると、知念氏は出馬に意欲を示しており、大浜、我喜屋両氏は「重く受け止めて判断したい」としているという。
事務局は前回推薦のあった5氏に出馬の意向や考え方を聴取、この日の選考委で報告した。その上で委員の期待の大きい上位3人に絞り込んだ。
会議には全委員の出席が難しいことから、文書を送付して3人の中から推薦する人物と理由を記入してもらい、これを集計して推薦の多い人物を軸に選考することになるという。次回の日程は決まっておらず、集計後に開催する見通し。
東田盛委員長は「市議会は野党が優勢なので、市政運営のために市議のバランスも考えないといけない」と話した。
選考基準は▽自民党の掲げる理念を尊重、活動できる▽これまでの活動・実績が選挙区民から高く評価される▽自民党県連などと連携し信頼関係を築ける▽自民党推薦の選挙区首長と連携し信頼関係を築ける▽自民党公認候補となる—人物となっている。