来月24日に鳩間島で初開催となる第17回竹富町デンサ節大会(竹富町民俗芸能連合保存会主催、竹富町・町教育委員会共催、竹富町公民館連絡協議会・鳩間公民館後援)の主催団体が19日午前、町役場で会見し、大会内容を発表した。本選枠は子どもの部(中学生以下)16人、一般の部(高校生以上)27人の計43人。このうち一般の部で5人、子どもの部で3人をそれぞれ公募する。
「でんさ節」は1768年ごろ、宮良里賢氏が作詞作曲した教訓歌。「でんさ節」を後世に正しく継承発展させるとともに地域活性化を図る目的で、1991年に第1回大会が開催された。2005年9月の第15回大会を最後に途絶えていたが昨年、12年ぶりに復活した。
第17回大会は午前11時半から鳩間島音楽広場で開催される。出場枠は一般の部が町内21公民館から各1人と町役場職員から1人、子どもの部が13小中学校から各1人。課題歌詞の3句を歌い、3句目は「スマムニ」を条件に自作歌詞も可能。申し込みは今月31日までに保存会事務局(那根操事務局長090—2396—0806)
一般公募は、6月3日にユーグレナ石垣港離島ターミナルで予選会を行い決定する。問い合わせは町教委(87-6257)
当日は、各島の応援団ら約480人がチャーター船で会場を訪れる。
同保存会の冨里保雄会長は「鳩間島が手を上げてくれ、開催に至った。皆さまのお力添えで大会を盛り上げたい」と述べた。