沖縄気象台は8日、沖縄地方が梅雨入りしたとみられると発表した。昨年より5日、平年よりも1日早い梅雨入りとなった。石垣島地方気象台によると、八重山地方は9日から1週間、前線や湿った空気の影響で、曇りの日が続く見込みで、いずれの日も降水確率は40%以内。降水量は8~52㍉と平年より少ないか平年並みの見込み。
沖縄地方の梅雨明けは、平年は6月23日ごろ。昨年は6月22日に明けている。 同地方気象台によると、梅雨入りが発表された8日、石垣市登野城で午前10時から午後4時にかけて69.5㍉の雨が降った。市内では土砂降りの雨の中、傘を差して足早に歩く人々の姿が見られた。
同地方気象台は「急な大雨が多くなるので天気予報を細かく気にかけてほしい」と呼び掛けている。