▽…石垣への寄港で過去最大のクルーズ船「マジェスティック・プリンセス」。乗客3986人を乗せた初寄港の船からは大勢の台湾人観光客が波のように押し寄せ、市内の二次交通が崩壊。離島ターミナルのタクシー乗り場では空車を待つ長蛇の列ができ、待っても来ないタクシーにピリピリムード。クルーズ寄港を歓迎する声は多いが、受け入れ態勢に疑問を抱く業界関係者も多い。
▽…八重農伝統の草刈り大会が20日、カラ岳西側で開かれ、全生徒254人がマイ鎌で次々にチガヤを刈り取り、汗を流した。生徒たちを見守った同校PTA総務部長の野原佳人さんは畜産科出身で「あのころが懐かしい。私たちの時に比べて学習環境はだいぶ整っている。この時代にいたら、私ももう少し優秀だったんじゃないか」とうらやんだ。「PTA活動に興味を持ってぜひ参加してもらいたい」とPRも。
▽…米国からの注文で初の定期輸出が実現したゆいまーる牧場。米国の発注者は同牧場のフェイスブックページで子どもが牛の世話をしている写真を見て問い合わせたという。同牧場の安藤美由紀さんは「SNSの理想的な形」と喜んだ。何がきっかけになるか分からないが、今後輸出が活発化すれば石垣島の存在が世界に浸透することにもつながる。