▽…1日の高校に続き、10日郡内の11校で中学校の卒業式が行われ、卒業シーズンがピークを迎えた。石垣第二中では卒業生らは保護者が作ったコサージュを胸に会場入り。保護者が見守るなか3年間学んだ校舎を後にした。同校からは14人の生徒が島外の高校へ進学する。それぞれが違う道を歩み始める。
▽…石垣市民総合文化祭が開幕し、大勢の市民が初日の展示の部を見に訪れた。市文化協会の嵩本安意会長があいさつの中で新しく結成された星文化部会に触れた。どこで紹介しているか尋ねると、準備が間に合わなかったようで、今回は見ることができなかった。八重山は星空保護区の取り組みなどで注目されているだけに少し残念。ぜひとも来年は参加して活動をPRしてほしい。
▽…インドネシア共和国のトラジャ族は、葬儀を執り行うまで死者を「眠っている人」と呼ぶそうだ。家の中で西枕に寝かせた「眠っている人」は葬儀後に死者と認められ、南枕に変わる。星砂の島文化講演会で、NPO法人たきどぅん主任研究員の細田亜津子氏が「ここも同じと聞いてる」と同族との共通点を紹介。赤道をまたげど、先人への弔いの念に不思議なつながりを見る。