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南ぬ島石垣空港 開港5周年を祝う

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開港5周年を記念して「おかえり南ぬ島」を踊る登野城保育所の園児ら=7日午前、国内線ターミナル到着ロビー

 7日で開港5周年を迎えた南ぬ島石垣空港の記念セレモニーと関連イベント(主催・石垣市、共催・市観光交流協会、八重山ビジターズビューロー)が同日、空港内で行われ、関係者が右肩上がりに利用客が伸びる同空港のさらなる発展を願った。ターミナル内では抽選会やパネル展なども実施され、訪れた観光客や市民らも一緒に5年の節目を祝った。

 同空港は2013年3月7日に開港。国内外からの観光需要の増大を背景に既存航空会社の機材の大型化や海外便の就航などで年々利用客が増加。16年には乗降客数が年間244万人を超え、開港後の累計が17年1月時点で約1152万人に上る。年間138万人を超えた昨年の観光入域客の空の玄関口として今後の利用増が見込まれ、19年冬の供用開始に向け、国内と国際線を連結した新たなターミナルビルの整備が計画されている。

 セレモニーは、本土直行便の到着時間に合わせて開始。開港5周年記念の横断幕を背に登野城保育所の園児27人が、空港PRソング「おかえり南ぬ島」で元気いっぱいに踊った。

 中山義隆市長は開港5年間を振り返り、「今後もより多くの方に愛され利用してもらい、満足いただけるよう努めたい」とあいさつした。

 観光交流協会の高嶺良晴会長は「万感の思いで開港を迎え、順調な滑り出しにほっとしている。5年、10年、100年先も空港が八重山の宝となるよう全員で力を合わせて盛り上げよう」と述べた。

 一方で、開港当初の予想を上回る利用率で見えた課題について「狭さと利用客の導線」を指摘し、利用客のストレス軽減のためにラウンジや優先チェックインの整備を要望した。

 開港日が誕生日にあたり、家族旅行で訪れた松原睦生さん(44)=兵庫県=は「誕生日に合わせ家族5人で初めて訪れた。ロビーを出たら抽選会をしていたので参加した。旅は3泊4日の日程なので、今から楽しみ」とうれしそうに話した。

 関連イベントでは、地元企業など約20団体が協賛したお楽しみ抽選会が行われ、2階展示スペースで航空会社モデルプレーン展示、ユニホーム試着体験、石垣島フォトブース・ミス八重山パネル展、八重山PR動画も上映された。

 展示コーナーは、今月20日まで開かれる。


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