▽…第22回石西礁湖再生協議会では六つの話題提供があった。静岡大学教授の鈴木款氏は、水質のモニタリングや外からの観察だけではサンゴの成長、白化、病気などの原因を探ることは非常に厳しいと指摘。サンゴ自身の代謝、海水の流速、サンゴの表面に付着する微細藻類やバクテリアを捕食する魚などの供給量も調べなければならないとし、「観察と測定の結合による科学的なモニタリング」の必要性を訴えた。
▽…もうすぐ1年生園児と父母の集いでは、多くの子どもたちが入学への期待に胸を弾ませた。寸劇に引き込まれ、巨大風船に興奮。マジックに夢中になったり、当選に飛び上がって喜んだりと、子どもたちの生き生きとした姿やうれしそうな表情が多く撮れた。紙面の都合で掲載写真の数は限られていることがもったいない。
▽…八P連主催の研修会では、子どもの携帯電話の使用で困ったことや対応について参加者が意見を交換。会場からは「親がしっかり子どもを教育してしつけることが大事。来ない人は来ない。そういう人に伝えたい」との声も。家庭教育支援アドバイザーの城間美喜子さんは「しつけは洋服を縫う時のしつけ糸と同じ。細かすぎると後でほどくのが大変だし、大ざっぱでもだめ」と洋裁に例え、親の役割の再認識を呼び掛けた。