地震被災地の台湾花蓮市を支援するため、八重山商工高校商業科観光コースの1~3年生40人が17、18日に石垣市内で募金活動を行い、47万5404円を集めた。同義援金と、クジャクの羽の手作りアクセサリーをあしらった応援メッセージ入りの横断幕を花蓮に送る予定。
生徒らは、千葉ロッテマリーンズとラミゴ・モンキーズの交流試合が開かれた市中央運動公園野球場と、さんばしマーケットで寄付を募った。
活動を通して、南風立季生子さん(2年)は「最初はなかなか声を出せなかったが、声かけを頑張ったら多くの人が寄付してくれた。ただ立っているだけでは何もしたことにならない。自分から動かなければいけないと感じた」と話した。
生徒らは、同義援金を石垣市経由で花蓮へ贈呈し、横断幕は3月の台北修学旅行の際に現地を訪ね手渡す予定。