石垣みらいカレッジ(石垣市主催)の公開講座「あなたがつくる島の魅力マップ・エリアマッピングプロジェクト」が3日午前、しらほサンゴ村で開かれ、路線バスで島の魅力を伝える「オリジナルバスツアー」づくりに挑戦した。
参加者はツアーづくりのヒントを得るため、観光客向けに体験ツアーなどを行っているNPO夏花の講師からレクチャーを受け、白保集落を散策した。
この後、25日までに、路線バスの一日フリーパスを使ってバスで島を巡り、バスツアープランを提出する。
野底から参加した小村智子さんは、路線バスの時刻表を確認しながら「バスの本数が少ないので、ゆっくり島を一周するのは難しい。バスに乗ったことがないので、景色を楽しみながら乗ってみたい」と話した。
市の担当者は「地域に点在する工房や酒造所巡り、車窓からの風景の楽しみ方など、自由にツアーを組んでほしい」と呼び掛けた。
参加者が提出したツアーマップは3月4日の修了文化祭で展示するほか、路線バス会社への提供も予定している。