第35回読売学生書展(読売新聞社主催)で茅原書藝會八重山支局と真喜良教室に通う児童生徒8人が特選を受賞した。
同展は、1月28日に福岡市内の福岡市美術館で開かれ、九州、山口、沖縄の小中高校生が1万4399点を応募。八重山からは62点の応募があった。
今回2度目の特選を受賞した石垣中3年の真地星実さん(八段)は「受賞はうれしいが、もうちょっと頑張れば上の賞が取れた。来年はさらに上の賞を目指したい」と意気込む。
初めて受賞した大浜中2年の南風盛成貴君(準七段)は「大きな賞で実感がないが、楽しみながら書けた。これを機にもっと大きな賞や段を取りたい」と話し、八島小2年の馬場穂乃香さん(準三段)は「教室が終わった後、家でも練習した成果。これよりも大きな賞を目指して頑張りたい」と笑顔。
八重山からの特選受賞者全員が同會に通うことから、新城華秀支局長は「子どもたちが一生懸命取り組んだ成果。今後も『書』に対する意識付けを行い。幼少期に文字離れしないように努力したい」と話した。
受賞者は次の皆さん。
▽小学生の部=金城太雅(新川小5年)、馬場穂乃香(八島小2年)、松川涼翔(真喜良小5年)▽中学生の部=南風盛成貴(大浜中2年)、具志堅結香(石垣中2年)、真地星実、稲本彩、稲福菜桜(以上同3年)