【与那国】3月定例与那国町議会(前西原武三議長)の一般質問最終日は20日、嵩西茂則氏が登壇した。
嵩西氏は2014年度から新庁舎建設など数多くの大型事業が予定されていることを取り上げ、「計画的にこなしていけるのか」とただした。外間守吉町長は「離島振興法や一括交付金などを活用していきたい」と国の補助や制度を有効活用して取り組む考えを示した。
14年度以降の主な大型事業は5年ベースで庁舎建設や新製糖工場、県営土地改良事業、光ファイバー敷設、ごみ焼却施設の建設など、一般財源から町負担分18億円を必要としている。
嵩西氏は「しっかり計画して取り組まなければ、他の事業に予算が付けられない状況になりかねない」と指摘。
譜久嶺弘幸総務財政課長は「優先順位を付けて取り組むことが課題。地域住民の福祉などを優先させていく必要がある」と答えた。