県産食材の地産地消や普及促進に貢献する店を登録する、県の「おきなわ食材の店」に、石垣市内の飲食店5店舗が新たに加わり、10日午後、登録証交付式が八重山合同庁舎で行われた。
登録されたのは、株式会社てっぺんグループ(東風平和明代表取締役)が経営する、石垣市石垣の「石垣牛と海鮮の店てっぺん」、同美崎町の「こてっぺん」と「沖縄料理と洋食の店NO.4」、同八島町の「海鮮館どてっぺん」、同大川の「辺銀食堂」(辺銀暁峰代表取締役)で、八重山では計38店舗。県全体では278店舗となった。
登録要件は、年間を通して提供している地産地消メニューが半分以上あることや、使用している県産食材について積極的に情報発信していることなど。
交付式では、八重山農林水産振興センターの竹ノ内昭一所長が「これからも地元食材を生かした多彩なメニューを通して八重山の魅力を全国や海外に発信して地域を活性化させてほしい」と激励。
てっぺんグループの田仲一司副社長は「メーンの石垣牛や近海で水揚げされるマグロ、地元野菜などを提供し、喜んでもらいたい」、㈲ペンギン食堂の辺銀代表は「県産食材を使用して、地元や観光客からも喜ばれるような商品開発やメニューを作っていきたい」とそれぞれ語った。