2017年度第2回八重山地区移動献血が1日から始まり、石垣市水道部庁舎とアートホテル石垣島で、56人が献血した。県赤十字血液センター石垣地区では今回、800人(400㍉㍑)の献血者目標を掲げ、多くの献血を呼び掛けている。
移動献血は10月30日から11月17日までの16日間を予定していたが、台風22号の影響で移動献血車が輸送できずに2日遅れの開始となった。
5月に実施された第1回移動献血では、目標の921人(400㍉㍑)を122人上回る1043人が献血した。
献血条件は男女とも体重50㌔以上、年齢は男性17~69歳、女性が18~69歳。65歳以上の献血は60~64歳の間に献血経験がある人に限られる。
石垣地区では若年層への献血に対する理解が浸透していないことから、高校生を含めた若年者に献血を呼び掛けている。
石垣地区推進委員の前里和江さんは「2日間の遅れで目標数に達するかは難しいが、若者を中心に多くの人々が献血に協力してほしい。献血前日は十分な睡眠をとり、朝ご飯を食べて参加してほしい」と呼び掛けた。