【岐阜】第19回商工会女性部全国大会 in 清流の国ぎふ(全国商工会女性部連合会主催)が19日、下呂市の下呂交流会館であり、主張発表全国大会に八重山勢で初めて出場した石垣市商工会女性部の浦内由美子さん(53)=宮良=が最優秀に輝く快挙を遂げた。「絶対にトップを取るという気持ちで臨んだが、全国のレベルは高く、ダメかなと思った。最優秀の名前が発表されたときは本当にうれしかった」と喜びを爆発させた。
大会には全国の各ブロックを勝ち抜いた代表6人が出場。県大会、九州大会で最優秀を勝ち取って全国の大舞台に立った浦内さんは、5年前に資生堂の事業を活用した市商工会女性部によるフレグランス企画で島産の「夜香木(やこうぼく)」(ナイトジャスミン)を活用したご当地フレグランス商品の開発ストーリーを堂々と発表した。
持ち前の抑揚のある声と身ぶり手ぶりを織り交ぜた表現力を武器に、島の香りを特産品に変えて石垣島をアピールしようという開発にかける部員の情熱と絆を、持ち時間10分で紹介した。
浦内さんは「県や九州大会よりも表現力を磨き、人の心を打つような発表を心掛けた。最優秀は私たちの活動が評価されたということ。本当にうれしい」と振り返り、「この経験を後輩たちに伝え、商工会女性部としての魅力を伝えてきたい」と決意を新たにした。