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石垣市 島の宝発見で未来創造へ

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多くの市民が訪れた「石垣みらいカレッジ」の開校式。ステージではカレッジプログラムリーダーの谷口正和氏と川平ファームの橋爪雅彦代表取締役、書道家の川邊りえこ氏によるトークセッションが行われた=14日午後、市民会館中ホール

 石垣市の商工分野を中心に島の暮らしと未来について考える学びのプログラム「石垣みらいカレッジ」(市主催)の開校式が14日午後、市民会館中ホールで行われ、市民250人(主催者発表)が訪れた。カレッジは四つのテーマに沿って観光、経済、植物、織物、木工、焼き物などに関連する19講座を用意。各講座に申し込んだ参加者が学びを通して島素材の再発見と未来への方向性を創造する。修了式は来年3月4日。カレッジプログラムリーダーの谷口正和石垣市観光アドバイザーは「この機会に自分の個性を磨き、光らせば石垣島の魅力が次のステップに向かうことができる」と参加を呼び掛けた。

 カレッジでは「島の宝」、「くらしと島の手仕事」、「まちとデザイン」、「アイランド・ベンチャー」をテーマに島在住の名人や島内外の専門家と実業家による体験会やフィールドワーク、講演会を市内各地で展開する。

 入校式では島の手仕事に関わる10人を追ったドキュメンタリーショートムービー「CRAFT」が上映され、カレッジの応援団の「Selsati」(セルサティ)が「島人ぬ宝」や「石垣市歌」などを披露。開校記念トークセッションでは、谷口氏と㈱川平ファームの橋爪雅彦代表取締役、書道家の川邊りえこ氏が「島の宝の磨き方」をテーマに島の将来像について語った。

 講座の講師を代表してトマイ木工所の戸眞伊擴氏は「講座には過去に活躍している先生方を講師に招き、皆さんの参加を望んでいる。カレッジの成功を願っている」と期待を寄せた。

 カレッジ理事長の中山義隆石垣市長は「お互いに学びあい、『島人ぬ宝』を再発見して次の世代につなぐ場になってほしい」とあいさつした。


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