「弾き鳴らしょうら ばがすぃまぬ肝心」をテーマにした南ぬ島石垣空港開港一周年記念・第14回さんしんの日「サンシン大合奏会」(主催・同実行委員会、市文化協会)が4日午後、八島小学校体育館で開かれ、子どもから大人まで総勢約250人が合奏し、会場に三線の音色を響かせた。
合奏会は2001年から毎年恒例の行事。今年は南ぬ島石垣空港開港一周年記念、第19回石垣市民総合文化祭の関連イベントとして開かれた。
大合奏に先立ち、上地永俊実行委員長は「歌三線は会派・流派ごとに節回しが微妙に違うが、肝心(ちむぐくる)を一つにして全曲を全員で歌うところに八重山サンシンの日の特徴がある」とあいさつ。
小中学生が「繁盛節」や「でんさ節」など3曲を披露した後、会場に集まった約250人の歌い手が「鷲ぬ鳥節」など14曲を心合わせて合奏した。