石垣港離島ターミナル前の歩道とバス停留所に屋根を設置する工事が今月5日から進められている。工事は市商工振興課が実施しているもので、総工費は約812万円。年度内に一部供用開始し、来年度の完成を目指している。
ターミナル前のバス停留所は屋根がないため、利用者が雨や暑い日差しにさらされていることから、昨年7月、みなと通り会(森田安高会長)が市に屋根の設置を要請していた。また、竹富町の住民からも同様の要望が出ていた。
整備する屋根は高さ約2.9㍍、長さ約83㍍、幅約1.9㍍の規模。
工事期間中は仮バス停を設置している。
市商工振興課商工係の豊里好文課長補佐兼係長は「地域住民や観光客が快適にバス停やターミナルを利用できるよう1日も早い供用開始を目指している」と話した。