▽…宮良海岸でボランティア清掃を続ける知念留美子さん。活動当初は地域住民と協力して海岸清掃を行っていたが、続けるうちに参加者が減少。知念さんは「地域の海岸は地域がきれいにする」と奮起して活動を継続。漂着ごみの山だった同海岸や防風林の不法投棄ごみの回収に汗を流し、現在はごみも減った。「自分の庭を清掃する感じ」という言葉には、長年の活動がにじみ出ていた。
▽…8年ぶりに行われた八重山地区トラクター耕競技大会。久しぶりの大会とあって、参加者や関係者全員が気合十分。会場は活気に満ちていた。競技終了直後には大雨が降り”土俵”となる畑は短時間でどろんこに。競技中であれば、土の硬さが変化し、審査結果に影響を与えかねない事態。大会は無事に終わり、県職員の一人は「ホッとした」と胸をなで下ろしていた。
▽…「誰でも手軽に楽しめる」のコピーで人気の高いSUP。自身も競技者で世界大会にも出場した経験を持つ松本晃一さんは「以前はほとんどが顔見知りだったが、今では半分以上知らない顔」と普及に驚く。「石垣は最高の環境。いずれは自転車に乗るような感じで普及するのでは」とも。SNSなどでコミュニティーの構築も課題で「情報の共有があれば上達も早い。いろいろと発信していきたい」と話した。