▽…旧離島桟橋を主会場に行われた石垣港みなとまつり。多くの人でにぎわったが、流しそうめんの要領で行われた「モズク流し」が人気だった。子どもたちは箸でモズクをすくうのに無我夢中。大量に取ったモズクに「こんなにたくさんのモズクをどう調理したらいいものか…」と頭を抱えるお母さんも。
▽…与那国町観光協会の崎元俊男会長は「与那国の観光は伸びしろがある」として今後の観光振興に期待感を持っている。例えば久部良漁港からパヤオまで30分。釣りを楽しむ洋上体験コースは2時間の短時間で可能だ。ほかに魅力ある資源も多い。航空機も8月から新機材の運航が増えるため、提供座席数も拡大する。町の観光振興は今後の売り込み方次第だ。
▽…石垣港みなとまつりの関連イベントとして一般公開された巡視船「いぜな」。石垣海上保安部によると、巡視船の一般公開は5年ぶり。今年4月に尖閣専従警備体制が整ったこともあって実現した。そんなこともあってか、見学者は多かった。家族連れのほか若い女性も目立ち、保安官と一緒に写真を撮る姿も。20代の女性は「制服萌えです」と目を輝かせた。