▽…離島の名将、伊志嶺吉盛監督にとって、最後の舞台がきょうから幕を開ける。「一回戦負けでも準優勝でも甲子園に行けなければ同じ」と独特の言い回しで甲子園への思いを語る。名物だった選手への”直接指導”は時代の流れでなくなったが、替わりに罰走を取り入れた。名物監督を慕う生徒たちに監督は選手として、息子として正面から向き合う。泣いても笑っても最後の夏がプレーボール。
▽…陸上自衛隊配備計画をめぐる請願3件の審議が行われた17日の石垣市議会議員協議会室。この日は請願提出者の嵩田公民館と名蔵地区有志の会の代表が出席し、住民らも傍聴した。ただ、配備に賛成する与党委員からの質問は「地域の皆さんは説明会に行ったか」の一問のみ。もっと住民側に質問してもよかったのではないか。 ▽…本年度1回目の八重農市では、フードプロデュース科が新商品を販売。同校職員によると、チャーシューやテビチを漬け込んだベースのタレを殺菌し、チラガーにも使用。再利用で無駄がない上にテビチなどからしみ出たコラーゲンがチラガーに浸透し、栄養たっぷりで肌にもいい商品になっているという。市民からも注目を集めており、今後も八重農市から目が離せない。