5月8日は数字の語呂合わせで「ゴーヤーの日」。JAおきなわ八重山地区営農振興センターゴーヤー生産部会(東内原辰雄部会長、40人)によると、今期は昨年10月からことし3月までの日照不足や長雨の影響で生産量が前期に比べて減少したが、天候回復で生育も良くなっており、「ゴーヤを食べて暑い夏を乗り切ってもらいたい」と呼び掛けている。
部会はことしで設立3年目。同センターによると、ハウス導入や県外出荷への県補助などにより生産量は増えており、今期は270㌃で作付けを行った。
ゴーヤの収穫時期は11~6月で、前期は48㌧を島内外に出荷。今期は天候不順で2月以降の出荷量が伸びず、前期と比べ2月は37%、3月は59%にとどまっているが、東内原部会長は「今は天候が良くなってきている」と回復の兆しに期待する。
同部会は、JAファーマーズマーケットやえやまゆらてぃく市場で8日午前10時から行われるゴーヤフェアで1本58円で販売する。これに合わせ約1200本を用意した。
東内原部会長は「ゴーヤのビタミンCは加熱に強く、鉄分やカルシウムも豊富。コレステロールの低下、血糖値の正常化成分も含まれており、栄養たっぷりのスーパー緑黄色野菜」とPRする。
ゴーヤフェアでは、ほかに八重山調理師会の創作料理の試食会、八重山農林高校による苗の無料配布などもある。