明石海岸では「子どもの日パラグライダー体験会」(明石スカイレジャー振興協議会主催)が行われ、約50人の子どもたちが空中遊泳を楽しんだ。
体験会は、15年前から毎年、同協議会とパラグライダー愛好家などがボランティアで子どもたちに石垣島の自然を空から感じてもらおうと行っている。
子どもたちは、パラグライダーで地上2~3㍍を浮き上がる「ふわふわ体験」をしたほか、抽選で30人がモーターパラグライダーを体験、大空を飛び回った。
初めて参加した嘉良志達(したつ)さん(石垣第二中2年)は「(明石海岸の)反対側の海も見えた。地上にいる人が小さく見えた」と感想。
4回目の体験という砂川凜さん(石垣中2年)は「爽快。普段は乗り物酔いするけど、これは大丈夫。スカイダイビングにも挑戦してみたい」と笑顔をみせた。
スカイアドベンチャーうーまくぅの代表で、パラグライダーパイロットの大城芳郎さんは「上空から見ると、海の色が全然違う。子どもたちに明石の素晴らしい自然を見てもらいたい」と話した。