4月14日の熊本地震発生後、石垣に一時帰宅し、30日まで市内で義援金の募金活動を行ってきた熊本県の大学や専門学校に通う市出身学生5人が3日午後、募金で集まった総額「133万2299円」全額を同県がゆうちょ銀行に開設した「熊本地震義援金」に送金したと報告した。
募金活動をしたのは熊本沖縄県人会学生有志「ゆいまーる」石垣支部の砂川笑美花(えみか)さん(20)、粟野真季さん(同)、又吉萌さん(19)、高那真莉子さん(同)、平田祐茉君(18)の5人。平田君は一足先に熊本に戻ったため、この日、メンバー一人の自宅で行った報告会には4人が参加した。
5人は期間中、市内23カ所に募金箱を設置、4月20~30日には街頭募金も行った。4人は学校が9日から再開するため、今週中には熊本に戻るという。
同支部代表の砂川さんは「勉学に集中し、復興に向けてできることから活動していきたい。募金をしてくれた観光客の皆さん、島の多くの人たちに感謝したい」と話した。